リーガやなでしこに精通する山田晃広氏

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トップアスリートを支えてきたスポーツトレーナー、山田晃広(ヤマダ ミツヒロ)氏(42)が都内で9月29日、自身のノウハウを記した「筋肉を理解して確実に効かせる!スポーツマッサージ」の出版を記念して、特別講演『スポーツトレーナーから見た、アスリートの裏側』を開催した。

山田氏は、早稲田大学ア式蹴球部のトレーナーとしてキャリアをスタートさせ、当時リーガ1部のラシン・サンタンデールや、なでしこリーグのINAC神戸レオネッサでトレーナーとして活躍した。



山田氏は「アジア人初のリーガ1部のプロ契約トレーナー」であり、スペインメディアでも大々的に取り上げられた過去がある。また、INAC神戸は山田氏がチーフトレーナーを務めていた当時は澤穂希、大野忍、川澄奈穂美などを擁した黄金時代である。そして、澤穂希がバロンドールを獲得した当時のトレーナーも務めている。

まず、山田氏は自身のトレーナーになったきっかけを説明。
早稲田大学ア式蹴球部でスポーツトレーナーをしていた当時にチームが総理大臣杯を優勝、人生で初めて選手からメダルを首にかけてもらい、喜びを分かち合ったことで、トレーナーの醍醐味を知ったことがきっかけだという。

そこから講演のタイトルの通り裏話を披露した。
まず、リーガファンにはおなじみの用具係として知られるホペイロだが、「スペインのホペイロは世襲制が多い」とのこと。FCバルセロナなどのビッグクラブのホペイロは3世代前から続いていたりするという。
また、試合後に見かけるユニフォーム交換だが、「ユニフォーム交換は『交換』が鉄則」だという。山田氏自身もチャビやイニエスタなど多くのバルサの選手などのユニフォームを所有しているが、全て『交換』して手に入れたというから驚きである。

次に、なでしこJAPANや多くのJリーガー、元スペイン代表であり元日本代表GKコーチのリカルド・ロペスなどを身近で見てきた立場として、一流のフットボール選手に必要な点を挙げた。
・負けず嫌い
・(高い)目標設定
・全てのプライオリティを競技に捧げる
・トレーニングの努力
etc…

その他にも多くの秘話を暴露しており、会場は驚きと笑いに包まれていた。
会場には元プロバスケットボールプレーヤーや現役のトレーナー、トレーナー志望の学生など45名が参加。山田氏の次回の講演は10月15日、東京の新宿鍼灸柔整歯科衛生専門学校で行われる予定。