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「美しい肉体になりたい」と思っている人は多くいます。

その『美しい肉体』の指標の1つになるのが、女性の美しさを体現したようなモデル。手足の長く見える、細い身体のモデルは人気を集め、たくさんの広告に起用されています。

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しかし、細い身体が重視された結果、摂食障がいになってしまったモデルも。事態を重く受け止めた、フランスの二大高級ブランドグループ『モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン』と『ケリング』は、やせすぎたモデルを起用しないことを発表しています。

やせすぎモデルの問題に切り込んだフランスで、『こんな法律』が施行されました。

修正した写真には明記を!

商業利用の写真で、モデルの体型を画像加工ソフトなどで加工した場合、2017年10月1日からは『修正写真』と明記しなければならなくなりました。

『修正写真』の文字は、「見つけやすい場所に、分かりやすく入っていること」が求められます。

この法律は、現実離れした身体イメージであることを明記し、人々に周知させることが目的。現実と幻想の区別を明確にすることで、女性の健康を守る効果が、期待されています。

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ありのままの体を愛して

モデルは、みんながみんな、やせた身体を目指していたわけではありません。モデルの中には、自身の『健康的な肉体』に自信を持っている人がいます。

けれども、広告用に撮影した写真が、後から細い身体に加工されることがあります。それに対し、抗議の声は続々と上がっていました。

アメリカのマルチタレントであるゼンデイヤさんのように、身体を細く加工されたことを公表した人もいます。

以下の画像は、左側が加工後で、右側が撮影したままの写真です。

加工後は、腰回りや、太ももが、かなり細く見えます!

ゼンデイヤさんは、撮影したままの写真を公表することで、広告の写真が『非現実的な理想』であることを示しました。

ゼンデイヤさんには、たくさんのコメントが寄せられています。

加工なんかされなくたって、ゼンデイヤさんの身体は素晴らしいわ!ありのままの、あなたが好き!自然のままでいい。だって、あなたの美しさは本物だから。

「美しい身体になりたい」という気持ちがある一方、非現実的なイメージに押し潰されそうな時もある女性たち。

残念ながら、他人の体型を批判する人は、数多くいます。人には千差万別の魅力があることに、まだ気が付いていないのでしょう。

誰かの価値観に左右されず、自分の身体を愛することができるように…また、ほかの人の、さまざまな身体も愛することができるように、意識が変化していくことが望まれています。

『修正写真』と明記することが、その1歩になるといいですね。

[文・構成/grape編集部]