十五夜にぴったり!幕末の浮世絵師・月岡芳年の名作「月百姿」全100作品を一挙紹介

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2018年9月24日追記:2018年の中秋の名月に合わせて記事をアップデートしました。

2018年9月24日。中秋の名月ですね。今日は中秋の名月(十五夜)にぴったりな、うっとりしてしまうステキな浮世絵の名作を紹介します。

江戸時代後期〜明治時代にかけて活躍した浮世絵師・月岡芳年(つきおかよしとし)。歌川国芳に師事していた絵師で、同時期に活躍した絵師には河鍋暁斎がいます。河鍋暁斎も小さい頃から国芳に師事していますので、芳年と暁斎は兄弟弟子ということになります。

月岡芳年は歴史絵や風俗画、美人画など様々なジャンルの作品を手がけていましたが、中でも芳年の真骨頂といえば無惨絵、残酷絵などと呼ばれる非常に衝撃的な作品も数多く残しています。

芳年の作品はスマートで美しい線の細さが特徴で、大胆な構図の中に見える繊細さは芳年の画風を特徴づけています。今日のアートに携わるアーティストの間でも、河鍋暁斎などと並んで人気が高い絵師ではないでしょうか。

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そんな芳年の代表作の中から、今回は十五夜にピッタリの作品を紹介します。芳年が最晩年に制作した大作「月百姿」です。月百姿はタイトルの通り、月を描いた様々なシーン100点がまとめられたつづきもの。


三日月や満月などの様々なかたちの月、また、月そのものは描かずに海に反射する月明かりを描いた作品など、100点の中にはさまざまなアイデアが散りばめられています。自身の名前にも「月」が使われていることもあって、月百姿の制作には特別な思いがあったことでしょう。

芳年の作品を知る上では絶対に外せない超大作「月百姿」、100点一挙にどうぞ。

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