ドルトムントのヤルモレンコ photo/Getty Images

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バルセロナにフランス代表FWウスマン・デンベレを引き抜かれた時、ドルトムントのサポーターはまたかと思ったことだろう。ドルトムントがチームの有望な選手を引き抜かれるのはこれが初めてではなく、これまで香川真司やマリオ・ゲッツェ、ロベルト・レヴァンドフスキなど多くのタレントを引き抜かれてきた。

デンベレを失ったことで攻撃力はガクリと落ちると考えた者が多かったはずだが、今季序盤戦を見るとどうだろう。攻撃陣は大爆発してブンデスリーガで首位をキープしている。王者バイエルンが監督交代など躓いていることを考えると、今季はチャンスがあるかもしれない。

そう感じさせてくれているのは、デンベレの代役候補として獲得されたアンドリー・ヤルモレンコだ。独『Deutsche Welle』は、「デンベレは必要か?」と見出しをつけてヤルモレンコの働きを称賛している。

ヤルモレンコはデンベレとタイプの異なるアタッカーで、デンベレほどスピードがあるわけではない。しかしチームメイトと細かいパスワークで絡む能力があり、デンベレよりも周りを活かすことができる。20歳と若いデンベレに比べてヤルモレンコは27歳と経験もあり、プレイが単調にならないのも大きい。

先日のアウグスブルク戦では香川真司のゴールを見事にアシストするなど、香川とは早くも良い連携を見せてくれている。同メディアはアウグスブルク戦で決めたヒールシュートなど奇抜なアイディアも持つ優秀な選手と捉えており、デンベレ退団の穴を全く感じさせない見事な働きを披露している。