「これ、何と思いますか」と司会の羽鳥慎一が黒い1匹の動物の映像を示す。犬と見えるが振り返ると、大きな尻尾が付いている。「黒いキツネです。非常に珍しいといわれます」と打ち明ける。

先月28日(2017年9月)、北海道斜里町で見つかった。撮影した知床博物館学芸員の村上隆広さんは「黒い姿がスーッと通り過ぎたので、犬かと思いました。よくよく見ると、尻尾もフサフサしているし、びっくりしました」と話す。特徴的なほっそりした顔立ちからキツネと分かった。

羽鳥「黒っぽいではなくて、真っ黒ですね。きれいな黒ですね」

北海道のキツネといえば、キタキツネだが、黒いキツネはどこから来たのか。原因について、知床博物館の村上さんは2つの可能性をあげる。

突然変異の可能性も

1つは先天的に皮膚や体毛のメラニン色素が過度に増加する突然変異、2つは北海道東部では1910年代に防寒用の毛皮を取るために黒いキツネを輸入・繁殖されていたが、そこから脱走し野生化した中の子孫ではないか、と見ている。当時、黒いキツネの毛皮は高値で取引されて人工的に交配されていたという。

玉川徹(テレビ朝日解説委員)「1910年代といえば、100年前のことですね。それが子孫として生き残っていたとすれば、もっともっと見つかっていいはずなんですが、珍しいということは、突然変異の可能性が高いのかな」

羽鳥「謎というか、夢というか、いろいろ想像が広がりますね」