川島&東口の背中を追うGK中村航輔「2人を超えなければいけない」

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 超えなければいけない壁がある。今回の日本代表で最年少GKの中村航輔が先輩GK2人の背中を追う。

 現在22歳の中村は6月に代表初選出を果たし、今回で3度連続での招集となった。3日の練習後、「数少ない機会だし、それを生かすかは自分次第なので、精一杯やりたい」と意気込んだ。

 だが、過去4試合はベンチで見守り続け、未だ代表デビューは飾れていない。中村の前に立ちはだかるのは、経験豊富な34歳のGK川島永嗣と31歳のGK東口順昭だ。「日本のトップで何年もやっている人ですし、学ぶべきところは非常に多い。その2人を超えていかなければいけない、という思いでやらなければいけない」と中村も覚悟を決めている。

 特に海外を渡り歩き、長く代表の守護神を務める川島の存在は大きな刺激となっている。「やはり自分自身が想像している以上の苦しさを永嗣さんは体験しているので。それを超えなければいけない」。

 川島、東口という大きな壁に直面する中村だが、「シュートを止める部分に関して言えば、負けたくはない」と自信も見せている。そして、「自分にもいい部分もあると思うし、2人のいいものを吸収していければいいと思う」と先輩の背中を負いつつ、さらに貪欲に成長を追求していく。

 まず目指すは日本代表初出場だ。6日のニュージーランド戦、10日のハイチ戦でチャンスが巡ってくる可能性もある。「やらなければいけないという気持ちのほうが大きい」。日の丸を背負う責任感も増している中村は、「ピッチに出たらやるべきことは、点を取られないようにすることなので、いつも通りやりたい」と、きたるべき代表デビュー戦を見据えた。