イラクのジャラル・タラバニ前大統領(2010年12月23日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】前イラク大統領で、クルド人の民族自決運動を率い、統率力のある政治家として尊敬を集めたジャラル・タラバニ(Jalal Talabani)氏が3日、治療を受けていたドイツの病院で死去した。83歳。同氏が創設したクルド愛国同盟(PUK)が明らかにした。

 2005年から2014年までイラク大統領を務めたタラバニ氏は、優しく親しみやすい人柄の政治家で、熟練の交渉人として、分断された国内各勢力の橋渡しに長年取り組む一方、クルド独立にも尽力した。

 イラクのクルド自治区では先週、独立の賛否を問う住民投票が行われ、圧倒的多数が独立を支持。イラク中央政府は住民投票は違法だとして結果を受け入れない姿勢を示しており、国内の亀裂が深まっている。
【翻訳編集】AFPBB News