第2シードのティームがまさかの1回戦敗退[楽天ジャパンオープン]

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「楽天ジャパンオープン」(10月2日〜10月8日/日本・東京/ハードコート)の男子シングルス1回戦、第2シードのドミニク・ティーム(オーストリア)は3日、スティーブ・ジョンソン(アメリカ)と対戦し、6-4、6-7、4-6の、セットカウント1-2で敗退した。第2シードが1回戦で姿を消す番狂わせの結果となった。

今年の「全仏オープン」の3回戦で実現したカードを、「楽天ジャパンオープン」の1回戦で再現する格好となった。両者はこれまで2戦して、ティームの2勝。3度目となる今回の対戦では、男子シングルスの世界ランキングでは、ティームは7位、ジョンソンは46位と下馬評では、ティームが優勢だと見られていた。

他方で、ティームはクレーコートを得意としていることから、ハードコートでのパフォーマンスをどこまで引き上げられるかも注目の一つだった。

ゲームはティームはコイントスでレシーブを選択し、ジョンソンのサービスに挑む形で試合を開始。ティームは少し、最初の動きから硬さを拭えなかったものの、両者ともに緊張感のある形で滑り出した。

両者ともに2つのサービスゲームをキープした後の第5ゲームに、ティームがブレイク。ジョンソンがダブルフォルトやミスを重ねたところに、ティームがグラウンドスマッシュでブレイクポイントを決めて、ゲームカウント4-2と一歩リードした。

その後、両者キープを続ける展開の後、ティームがサービングフォーザセットでは、強力なサービスを軸に展開。短くなったジョンソンのリターンを得意の片手バックハンドで、フォアサイドの狭いところへウィーナーを放つなど優位に展開し、ティームが第1セットを奪取した。

多彩な組み立てからポイントを積み重ねるなどティームらしさを発揮したり、ジョンソンのバックサイドにボールを集めたりもし、第1セットを守りきった形だ。

第2セットは最初、ティームがいきなりブレイクされ、緊張の緩みも見られた。その後、ブレイクバックすると、ジョンソンとともに、キープを続ける緊張感のある展開へ。ゲームカウントが6-6になりたいブレークへ。両者サーブでのポイントをゆずらず迎えた4-5で、ティームがジョンソンにリターンエースを許し、ミニブレイクされて4-6とセットポイントのピンチ。ジョンソンがそのまま、タイブレークをものにした。

第3セットでは、ティームは出だしから、トリプルブレイクポイントを握られるなど、苦しい状況に。両者キープを続けて2-2で迎えた第5ゲームで、ティームがブレイクを許し、ジョンソンにぐっと勝利が近づいた。ゲームカウントはこの時点で、2-3。ティームはその後、ジョンソンのセカンドサーブを前に出てリターンして、積極的にネットに出るなど、ブレイクを目指したものの、かなわず。ジョンソンに押し切られて、負ける形となった。

ジョンソンは、明日(4日)に試合を行うアレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)と次世代の有望株のダニール・メドべデフ(ロシア)の、東欧勢同士の試合の勝者と対戦する予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※楽天ジャパンオープン男子シングルス1回戦で、第2シードのティームを破ったスティーブ・ジョンソン
(Photo by Matt Roberts/Getty Images)