熊本県の滝が神々しいと、Twitterで話題になっています。

神々しい「夫婦滝」の絶景写真!

写真撮影が趣味のわいちさん(@w_s_photo)は、ある写真を撮ろうと熊本県阿蘇郡南小国町の「夫婦滝」(めおとだき)を訪れました。

そして、早朝4時から待機してこの写真を撮影しました。

Twitter/@w_s_photo

滝の上の木々の隙間から朝日が差し込んだ瞬間をカメラに収めています。

光が降り注ぎ、キラキラしている夫婦滝がとても美しいですね。なんだか、仏様の後ろに表した後光のようで神々しい写真です。

Twitter/@w_s_photo

SNSには「す…凄く神秘的ですね!!」「神降臨してるんだけどw」といったコメントも。

写真への「いいね」は16万件を突破していました。

諦めるとモヤモヤが残ると…

今年5月の記事で、趣味について語ってくれたわいちさん。今回の「夫婦滝」の絶景写真について、お話をうかがいました。

―― 撮影場所について、詳しく教えてください。

「夫婦滝」は一般の方にはあまり知られていませんが、風景を撮影している方には知名度が高い滝です。また近くに「鍋ヶ滝」(なべがたき)という熊本でもかなり有名な滝もあります。

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―― 1年間も撮影場所に通い続けた理由は?

ここを初めて訪れたのが昨年の8月上旬でした。その時も光芒(こうぼう、光のすじ)は見られましたが、今回ほどではなくて。幸運なことに、その時に撮影した写真がフォトコンテストで賞をいただきました。

今年はどうしてもそれを超える一枚が撮りたくて、秋も冬も春も休みがあれば通っていました。6〜9月が最も光量が強く出やすいのですが、7月の台風の影響で一時立ち入り禁止になりました。

夏の条件が良い時期に撮れないもどかしさはありましたが、復旧してすぐ「夫婦滝」を訪れたその日に最高の光芒が出てくれました。

何度も何度も空振りをしましたが、光芒が見られないまま諦めるのもモヤモヤすると思ったので通い続けました。その結果、約1年ぶりに激しく美しい光芒を撮ることができました。

まれにこのような奇跡的な光景を見ることができるので、風景撮影は面白いと思います。粘って通い続けてよかったです。

Twitter/@w_s_photo(ソニーフォトコンテストの写真)

―― 今回、撮影に使用したカメラの機材をお教えてください。

使用機材は前回から変わっていません。4枚とも「Nikon d750+24-120f4」という機材で撮りました。

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―― ツイートの写真のような絶景を撮影する場合のテクニックはありますか?

4枚とも特に特別な撮影技術は使用していません。三脚を使用し、滝や水の流れを表現するためにシャッタースピードを遅くしています。4枚ともシャッタースピードを1〜3秒で調整しながら撮りました。

シャッタースピードを遅くして撮ると水の流れを絹のように滑らかに表現できると思います。逆に水の躍動感を出したい時は、シャッタースピードを早くして水の流れを瞬間的に切り取ると良い感じになると思います。

自分は撮影テクニックや機材ももちろん大切だと思いますが、風景を撮る場合、一番はその場に行く行動力と通い続ける忍耐力が必要だと思っています。

どこにでもあるような日常風景ではなく、まれにしか見られない光景を撮りたいのであれば、何度も通ってその場面に遭遇する確率を少しでも上がることが大事だと思っています。

絶景写真の撮影は、その場所に自分が立ち会わないと、何も始まらないと思います。

Twitter/@w_s_photo

―― Twitterの反響について

自分自身、もちろん経験したことがない、見たこともないリツイート数などの伸び方に一番驚いています。これだけたくさんの人に自分の写真を見ていただけるのは、とてもうれしいです。

ただ、これだけリツイート数が伸びてしまうと必ずしもうれしい感想やコメントだけではないと感じました。ほとんどの人からはうれしい言葉のリプライや引用RTをいただけたのですが…。

なかには心ないコメントもたくさん届きました。もちろん写真の好みは十人十色なので万人受けする写真を撮るのは無理だと分かっています。でも直接、心ない言葉をいただくと少し悲しい気持ちになりました。

あらためて匿名でコメントするということの怖さも実感しました。しかし「この場所に行ってみたい」と言ってもらえることが、風景写真を撮影している自分への最大の褒め言葉だと思っています。たくさんの方に絶景写真を見てもらえて良かったと思います。

Twitter/@w_s_photo

ちなみに「夫婦滝」は、現在台風の影響で滝に降りる階段のところが崩れかかっています。軽く修理はされていますが、いつ崩れてもおかしくない状況です。「自己責任のもと通行可能」と貼り紙がしてありましたので、行かれる場合は細心の注意を払ってください。

地震や台風、最近は自然災害のイメージが強い九州ですが、絶景はたくさんあります。僕も熊本地震の日は熊本の近くにいて被災しました。復興している場所もありますが、まだまだ復興していない場所も多いです。

僕にできることと言えば写真を撮ることくらいです。僕が撮った写真を見て九州や熊本に遊びに来てくれたら復興にもつながると思います。それが今できる僕なりの復興支援なのかなと思っています。

―― ありがとうございました。

Twitter/@w_s_photo

撮影場所に通い続ける忍耐力と、わいちさんの諦めない気持ちが伝わってくる絶景写真でしたね!

わいちさんの作品が気になる方は、ぜひTwitterアカウント(@w_s_photo)をチェックしてみてください。

※この記事のツイートと画像はわいちさんの許可を得て掲載しています。