中国・上海で開催の上海国際モーターショーで、報道陣に公開されたフォードの新型「マスタング」(2017年4月19日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】超保守国家サウジアラビアで女性の運転が初めて解禁されることを受け、米自動車大手フォード・モーター(Ford Motor)の中東現地法人は、サウジの女性権利活動家に「夢の車」を贈呈すると発表した。

 先月26日に女性の運転を解禁する国王令が出された直後、女性権利活動家のサハル・ナシーフ(Sahar Nassif)さんはインタビューで、フォードの黄色いマスタング(Mustang)への愛を語っていた。

 これを聞いたフォード・ミドルイースト(Ford Middle East)は同29日ナシーフさんに向けて、「あなたの夢の車を贈呈したい」というメッセージをツイッター(Twitter)に投稿。さらに数時間後には、黄色のマスタングの写真と#MustangSaharというハッシュタグを添えて「あなたのマスタングが待っています」と付け足した。

 サウジアラビアでは、長年女性の移動を著しく制限してきた政策が廃止されることになり、来年6月から女性による車の運転が解禁される。同国では近年多くの女性権利活動家が、自動車を自ら運転して身柄を拘束されてきた。

 今回の決定により、自動車メーカーにとっては有望な新市場が開かれた格好だ。大手は既に顧客獲得活動を強化している。
【翻訳編集】AFPBB News