3日、韓国メディアによると、2013年までは韓国の主張する呼称「東海」が併記されていた米議会調査局の「米韓関係報告書」から東海が削除され、「日本海」の単独表記になっていることが分かった。資料写真。

写真拡大

2017年10月3日、韓国・ヘラルド経済によると、2013年までは韓国の主張する呼称「東海」が併記されていた米議会調査局(CRS)の「米韓関係報告書」から東海が削除され、「日本海」の単独表記になっていることが分かった。

韓国与党「共に民主党」のシム・ジェグォン議員は3日、CRSの米韓関係報告書に掲載された朝鮮半島の地図について、「2013年までは東海が併記されていたが、14年からは日本海の単独表記になっていることを確認した」と明らかにした。また、竹島についても、13年の報告書では「竹島」と韓国名の「独島」が併記されていたが、14年からは「リアンクール岩礁」と表記されているという。

CRSは約100年の歴史を持つ超党派の研究機関で、米国議会公式のシンクタンク。弁護士や生物学者、経済学者など各分野の専門家約800人が発表するCRSの報告書は、米議会の政策や法案に直接的な影響を及ぼすという点で全世界が注目する機関の報告書と言われている。CRSが提出する米韓関係報告書もやはり、米韓間における政治、経済、社会、歴史、北朝鮮の核問題など多様な懸案についての内容が含まれており、米韓間の外交活動や交渉において重要な参考資料として活用され、多くの関連機関や学界、マスコミでも引用されている。

この問題について、韓国外交部は「認識している」とし、「東海が併記されるよう関連機関への働きかけを続けているため、長期的な観点で見てほしい」との立場を示している。

シム議員は「領土問題に関しては消極的にアプローチすべきでない」とし、「類似の事例が増えるほど日本の主張が多くの人に浸透し、日本の深刻な領土主権侵害の根拠となる可能性がある」と指摘した。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「米国は韓国を日本より下と見ているようだ」と嘆く声がある一方、「当然だ。朴槿恵の時、韓国の外交は最悪な状態だったのだから」「世界にある地図の99%が日本海単独表記なのだから仕方ない」と納得する声も寄せられている。

また「僕が見ても韓国の主張はおかしい。日本海は日本周辺の海という意味だけど、東海はどこを基準にして東の海なの?」「韓国が世界の中心なのか?」「正直、東海より日本海の方が正しい表現だと思う」など日本海表記を擁護する声も。

中には「東海と日本海を併記しようと言ったら、日本は竹島と独島を併記しようと言うだろう」「日本海と呼んだからといって独島が日本領になるわけではない。むしろ竹島と独島が併記される可能性が高まってしまいそう」と懸念するユーザーもみられた。(翻訳・編集/堂本)