5節に続いて同じ節にゴールを奪った香川(左)と武藤(右)。切磋琢磨するように調子を上げている。(C)Getty Images

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 ヨーロッパ主要リーグの毎節の個人採点を掲載していることで知られるウェブサイト『WhoScored.com』。その中から先週末の日本人選手のレーティングを紹介する。
 
 なお、点数は新聞や放送メディアに比べて全体的に高めで、6.5点が及第点(10点満点)といったところ。8点台や9点台が出ることも珍しくない。
 
 まずは、日本人プレーヤーの活躍が目立ったブンデスリーガから。アウクスブルク戦に先発出場したドルトムントの香川真司は、23分に鮮やかなループシュートで今シーズン2点目をゲット。これが決勝ゴール(2-1)となり、今シーズン自己最高の7.46点の評価を受けた。
 
 その香川をわずかに上回る7.49点をマークしたのが、マインツの武藤嘉紀だ。ヴォルフスブルク戦で豪快なヘッドを叩き込み、今シーズン3点目を奪取。1-1の同点に追いつく貴重なゴールが評価され、チームで2番目の高得点だった。
 
 前節にブンデスリーガ・デビューを飾ったハンブルクの伊藤達哉は、ブレーメン戦(0-0)でさっそく初スタメンを勝ち取った。中盤の左サイドで積極的な仕掛けを披露して持ち味を発揮したものの、足が痙攣して53分で退いたのも影響してか、6.37点に留まった。
 
 伊藤と左サイドでコンビを組んだ酒井高徳は、チーム最高評価の7.59点。27分に強烈なシュートでゴールを脅かすなど、アグレッシブなプレーが好印象を残したようだ。
 
 その酒井と同様に今シーズンの自己最高点を叩き出したのが、ヘルタ・ベルリンの原口元気とケルンの大迫勇也だ。
 
 バイエルン戦で今シーズン初先発を飾った原口は、2点をリードされた51分、巧みなドリブルでDFを次々にかわして中央に折り返し、オンドレイ・ドゥダのゴールをアシスト。この同点弾で波に乗ったヘルタは、6分後に追いつき、絶対王者から貴重な勝点1をもぎ取った。その原動力のひとりとなった日本代表MFには、7.42点が与えられている。
 
 RBライプツィヒ戦でシーズン初得点をヘディングで奪った大迫も、7.31点と上々の採点。しかしチームは1-2で敗れ、初勝利はまたしてもお預けとなった。
 ストーク戦でCKからジャンピングボレーで同点弾を突き刺し、今シーズン初ゴールを挙げたサウサンプトンの吉田麻也は7.29点。終盤に勝ち越しゴール(1-2)を許して勝点には結びつかなかったとはいえ、高いレーティングがついた。
 
 それまで公式戦2試合連続ゴールと好調を維持していたレスターの岡崎慎司は、ボーンマスに一方的に押し込まれていたこともあり見せ場を作れず。終盤の決定機も外し、チームで下から2番目の6.10点という低評価もやむなしか。試合はスコアレスドローに終わっている。
 
 2-1で昇格組のべネベントに辛勝したインテルの長友佑都は、2試合ぶりにスタメン出場。攻撃では思い切りのいい攻め上がりで先制点のきっかけを作ったものの、守備では不用意なバックパスでピンチを招くなど安定感を欠き、6.73点と及第点止まりだった。
 
 待望のエールディビジ初ゴールを奪ったのが、フローニンヘンの堂安律だ。2試合連続スタメンを果たしたズウォーレ戦の15分、右サイドからのクロスを足下に収め、右足で落ち着いてネットを揺らし先制点を挙げた。2-3で敗れたものの、チームで2番目に高い7.33点の評価を受けている。
 
 
採点は下記の通り。※[ ]内は今シーズンの平均採点
 
プレミアリーグ
吉田麻也(サウサンプトン)7.29[7.02]
岡崎慎司(レスター)6.10[6.62]
 
リーガ・エスパニョーラ
乾貴士(エイバル)5.71[6.38]
柴崎岳(ヘタフェ)出場なし[6.65]
 
セリエA
長友佑都(インテル)6.73[6.75]
 
ブンデスリーガ
酒井高徳(ハンブルク)7.59[6.43]
武藤嘉紀(マインツ)7.49[6.92]
香川真司(ドルトムント)7.46[6.70]
原口元気(ヘルタ・ベルリン)7.42[6.34]
大迫勇也(ケルン)7.31[6.33]
伊藤達哉(ハンブルク)6.37[6.14]
長谷部誠(フランクフルト)出場なし[6.82]
鎌田大地(フランクフルト)出場なし[6.33]
浅野拓磨(シュツットガルト)出場なし[6.34]
 
リーグ・アン
川島永嗣(メス)7.27[6.79]
酒井宏樹(マルセイユ)6.07[6.77]
 
エールディビジ
小林祐希(ヘーレンフェーン)7.39[6.97]
堂安律(フローニンヘン)7.33[7.08]
 
リーガNOS
中島翔哉(ポルティモネンセ)6.57[7.46]