アンチェロッティ息子、父の解任に「これでやっと真の監督になった」

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元バイエルン・ミュンヘンの指揮官カルロ・アンチェロッティの息子であるダヴィデ・アンチェロッティが3日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』でインタビューに応じている。

9月27日に行われたチャンピオンズリーグのパリ・サンジェルマン戦で0-3と完敗を喫したバイエルンは、試合翌日にアンチェロッティ監督を電撃解任し、物議を醸した。様々な憶測が流れる中、指揮官の息子であり、バイエルンではアシスタントコーチを務めていた28歳のダヴィデが口を開いた。

バイエルンでの破綻は、指揮官がスタッフを身内で固めて派閥をつくったためとも報じられた。ダヴィデはこれに異を唱えている。

「読んだが、現実とは違う。どの監督も自分のスタッフを抱えていて、引き連れていくものだ。家族であってもそうでなくても、監督は自分のスタッフを信頼している。例えばジョヴァンニ・マウリは優秀なトレーナーだが、彼の息子であるフランチェスコも一緒に仕事をしている。こういったケースを“派閥”と呼ぶなんて酷いことだし、理解しがたい」

■「パパもこれでやっと真の監督に」

ただ現在もバイエルンと契約中であるため、解任騒動について詳細は明かせないと話している。

「僕はまだ契約中だし、まだ話せない。仕事上、皆と良い関係を保てていた。解任されてこそ真の監督になれると言うが、僕のパパはシーズン途中で解任されたことはまだ1度もなかった。これでやっと監督になれたかもね。今回の経験も僕らにとって糧になる。今後? 分からないけど、パパはバンクーバーに戻ると思う。それから来シーズンから始動する。いつか僕も監督になるよ」

ダヴィデは父の下、バイエルンだけではなく、パリSG、レアル・マドリーのスタッフとしても過ごした。3カ国で過ごした経験について感想を述べている。

「別の国だし、文化も違う。パリでは環境面で問題があった。成長中のクラブで、組織が整っていなかった。ユースのピッチにはシャワーもなかった。マドリードでは巨大な何かの一員であるかに感じられた。バイエルンは家族のようだった。主観的なことなので、どのチームが良かったとか悪かったとかはないよ」