現在はニューカッスルを率いる photo/Getty Images

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かつてイングランドのリヴァプールを指揮した経験のあるラファエル・ベニテス監督が当時を振り返り、“予算の少なさ”がタイトル争いの足かせになったと嘆いている。

2004年にバレンシアからリヴァプールへと移り、就任初年度にチャンピオンズリーグを制する偉業を達成していたベニテスだが、ことプレミアリーグにおいては最後までトップでシーズンを終えることはなかった。在任中にはシャビ・アロンソやルイス・ガルシア、ディルク・カイト、さらにはフェルナンド・トーレスといったタレントを獲得するも、同監督曰く、その予算はギリギリだったという。英紙『Daily Mail』が彼のコメントを伝えた。

「あのクラブにはフットボールをよく理解している人間が多くいたよ。だが、不幸なことに経営陣は上位のトップチームと争うだけのお金を持っていなかったんだ。よって我々は優秀な選手を売却しなくてはならなかった。新しいオーナーはよりビジネス色が強く、フットボールの観点からクラブを運営することはなかったね」

彼は具体的な数字を引用し、リーグタイトルを獲得できなかった過去を釈明することに努めた。

「私が(2004年に)リヴァプールへ就任した時、予算の合計は2000万ポンド(約30億円)だった。去る時には1700万ポンドだ。それにも関わらず、人々は私がタイトルを勝ち取るべきだと言い続けた。当時マンチェスター・ユナイテッドには毎年5000万ポンド(約75億円)以上の予算があったし、チェルシーもそうだ。我々はそのような巨大な予算を持つビッグクラブに対抗していたんだよ」