プジョル氏が自身の出場記録を抜いたメッシにエール「まだまだ進化できる」

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 リーガ・エスパニョーラで開幕7連勝を達成したバルセロナを牽引するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに、クラブのレジェンドの1人である元スペイン代表DFカルレス・プジョル氏からエールが届いた。

 スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』のインタビューに応じたプジョル氏は、2014年にスパイクを脱ぐまで主将として見守り続けてきたメッシを、「個人的には歴代最高の選手だ」と評したうえ、決して現状に満足しない姿勢を称賛した。

「メッシは全てが驚きだ。だが、その中でも特にすごいと思うのは、もっと上手くなりたいという野心や意欲だ。彼はそうやって自分のフットボールを高め続けてきた。デビュー当初から信じられないようなスキルを持ったスペクタクルな選手だったが、今はそれだけではなく、無数のゴールを決めたうえチーム全体をスムーズにプレーさせている」

 プジョル氏はまた、2006−07シーズンのコパ・デル・レイ(スぺイン国王杯)準決勝ファーストレグのヘタフェ戦での“伝説の5人抜き”を筆頭に、メッシの驚異的なプレーを間近で堪能できたことに感謝した。

「ヘタフェ戦でのゴールは信じられなかった。センターサークルでボールを受けると、全員を抜き去っていったのだからね。しかし、彼はあのようなプレーを幾度と無く当たり前のように見せてきた。私は彼と何年間も一緒にプレーするという幸運に恵まれた」

 現地1日に行われたリーガ第7節のラス・パルマス戦で、メッシはプジョル氏の記録を抜く公式戦594試合出場を達成。同氏は、今年6月で30歳を迎えたチームの大黒柱が、選手としてさらに成長できると確信しているという。

「メッシは本当に完成度が高い。多くのプレーを自由自在に操ることができる。30歳というのは選手として完璧な年齢だ。今のモチベーションを持ち続ければ、まだまだ進化できるはずだ」

 今シーズン、リーガではすでに11得点、公式戦では14得点と驚異的なペースでゴールを量産しているメッシ。プジョル氏が明言する通りレベルアップを果たせば、2011−12シーズンに打ち立てたリーガ50得点、公式戦73得点という自己記録の更新も夢ではなさそうだ。

文=北村敦