ベッカムが語るセリエAと自身のキャリア…監督業への興味は?

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元イングランド代表のデイヴィッド・ベッカムが29日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じた。

■イタリア・ミラノでの思い出

ベッカムは2009年および2010年に当時所属していたLAギャラクシーからミランへレンタル加入し、セリエAでプレーした。2010年3月14日、キエーヴォ戦において左足のアキレス腱を断裂する重傷を負うなど苦い思い出もあるが、短い期間ながらも過ごしたミラノの印象について語った。

「ここにいた頃の素晴らしい思い出が沢山ある。特別な時間だった。クラブ、サポーター、そして町全体が僕を大歓迎してくれた。ミランやイタリアでの生活は居心地が良かった。(ミランは)まるで家族のようだった。それなのにミランは長い歴史を持つクラブで、ミラネッロに行くたびに、サン・シーロでプレーするたびにそれが実感できた。地元の人々や料理、友達も大好きだった」

ベッカムが在籍していた当時、ミランを束ねていたシルヴィオ・ベルルスコーニ元会長やアドリアーノ・ガリアーニ元CEOは4月に退任した。しかし現在もミランの試合をチェックしていると明かしている。

「もちろん、僕の古巣のクラブは全部見ている。だけど、前体制の時とは違って、非常にワクワクするし、新オーナーの仕事には大きな期待を寄せてしまう。ミランが昔のような目標を目指して戦えるようになることを望んでいる」

近年、競争力の低下が危惧されてきたセリエAについても持論を展開している。

「セリエAは今も競争力が高く、魅力のあるリーグだ。近年、国際舞台での成功は少ないが、ビッグクラブはトップレベルへ再び戻り始めているように見える。栄誉ある目標を目指せるようになると思う」

■幸せであるかが1番重要

また自身のキャリアについては充実したキャリアであったと振り返る。

「後悔はしていない。子供の頃から大好きだったクラブ、マンチェスター・ユナイテッドでプレーできた。タイトルも山ほど獲った。世界最高峰のクラブでプレーもできたし、いろんな文化も体験できた。自国の代表として100回以上プレーしたし、その半分以上の試合で主将を務めることができた。僕は満足している。素晴らしいキャリアを送れた」

なお監督業への興味を問われると、「一度も興味を持ったことがない」と明かしたほか、息子たちについては、「楽しんでいる間は良い。幸せであるかどうかが僕にとって一番重要だ。彼らの選んだ道をできる限り支える」と述べ、本人たちが望む限りサポートを惜しまないことを約束した。