デザートビネガーを扱う酢専門店「オークスハート」代表で、酢ムリエの内堀光康さん

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 朝夜の寒暖差が急に激しくなる秋は、自律神経が乱れがち。体調を崩し“秋バテ”する人も増え、夏場に摂取した冷たい飲み物などで胃腸がヘトヘト…なんて人も多いはず。そんな疲れきった体におすすめなのが“お酢”。

 そこで、デザートビネガーを扱う酢専門店「オークスハート」の代表として、飲むお酢を日本中に広める内堀光康さんに、おすすめの酢の飲み方を教えてもらった。

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 今や一般的になってきた「飲むお酢」ですが、まだまだ抵抗があるかたも多いです。“鼻にツンとくる感覚が苦手…”という気持ちもよくわかります。でも、はちみつなどの甘いものを加えると、かえって酢の酸っぱさが強調されてしまう。水で薄めても同じです。

 意外に思われるかもしれませんが、“酸っぱいものは酸っぱいもので制する”のが、いちばんおすすめの飲み方です。酸っぱい酢に酸っぱいものを足すと、驚くほど飲みやすくなるんですよ。

 ライム果汁と酢を1対1で割ってみてください。それぞれ単体では酸っぱくて飲めなかったのに、不思議とこれがおいしくなります。ライムと酢が一緒になることで、刺激が弱まって、まるで甘酢のように満足度の高い酸っぱさに変わります。

 暑さが残る今の季節なら、ライムと酢を合わせて作る“酢ムリエ直伝ウオーター”で疲れを癒すのがいいですね。作り方は簡単です。

・水470ml
・酢(家庭用でOK)を大さじ1杯
・ライムかレモン果汁を大さじ1杯

 合わせると500mlのペットボトル1本分のドリンクになります。生のレモンがあれば皮に箸で穴を開け、手で握りつぶすようにしぼった果汁を加えてみてください。皮の苦みがよりおいしさを引き出します。

 焼きレモンでもぜひ試してほしいですね。レモンを半分〜1/4にカットし、オーブンレンジなどで表面をしっかり焼きます。これをしぼって1対1の割合で酢と混ぜると、焼いた苦みが加わって格別の味になる。一度知ったらやめられなくなりますよ。そのまま飲んでもいいし、水やソーダで割ってもいいですね。

 少し工夫を加えるだけで、自分だけのドリンクができあがります。ワインや紅茶のように楽しまれるといいですよ。

※女性セブン2017年10月12日号