酸化したシャンプーの危険性

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気になる効果や香りのシャンプーがあると、つい買ってしまうことはないですか?

手持ちのシャンプーが増えると、使わない物も出てきて放置してしまいがちです。

あまり使わなくなったシャンプーのボトルはきちんと閉めてはいても、シャンプーの色が変色したり香りが変化したりすることがあります。

この原因がシャンプーの酸化です。

シャンプーが酸化する理由

シャンプーはなぜ酸化するのか、気になる理由をご紹介します。

シャンプーが酸化するってどういうこと?

酸化とは特定の物質が酸素と化合することです。

開封後使わないまま放置していると、シャンプーは酸素にさらされている状態です。

このためにシャンプーに含まれている成分が空気中の酸素によって変化し、劣化していきます。

酸化するのはどんな成分

シャンプーには、髪を洗浄し潤いを保ち補修するために、ビタミンやアミノ酸、植物オイルや天然香料など様々な成分が含まれています。

こういった成分は酸化しやすいために、シャンプーには酸化防止剤が含まれています。

しかし酸化防止剤が使われている物でも、長期間保存しておくと成分の酸化が発生するのです。

特に無添加のシャンプーは酸化防止剤が含まれていないため、成分は酸化しやすくなります。早めに使い切りましょう。

酸化したシャンプーが与える髪への影響

ボトル内のシャンプーの色に濁りや変化があれば、酸化している可能性があります。

香りの変化も酸化の特徴なので、長期間使用していないシャンプーがあれば注意しましょう。

酸化するとどうなる?

アミノ酸などの保湿成分が酸化すると髪の保湿効果がなくなります。香料が酸化によって異臭を引き起こすことがあります。

植物オイルが酸化すると髪のツヤや潤いを保つことができません。

頭皮がダメージを受けて、フケ・かゆみ・べたつきの原因になります。

劣化した成分が頭皮の乾燥を引き起こし、かゆみや炎症を起こす可能性もあります。

このように酸化が原因でシャンプーの状態が変化します。

髪や頭皮のトラブルを引き起こす危険性があるので、使用はやめましょう。