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想像してみてください。

もし、食事中や食後に『耳掃除』をしている人がいたら、あなたはどう思いますか。

中には「なんでいま、そんなことを?」「行儀が悪い」と、思う人もいるかもしれませんね。

『とある症状』に悩まされている、ちくわ(@ChikuwaJP)さんが、その理由について投稿しました。

以下が、投稿された文章です。

『知ってほしい耳のお話』

突然ですが、僕はご飯を食べている最中、いきなり耳かきをします。

何も知らないと、こう思うことでしょう。

「は?食事中に何してるんや、コイツ」

ですが、これには理由があるんです。僕は、ご飯を食べると、耳から水が大量にドバドバ出てきます。

放置すると、こんなやっかいな点があります。

・耳がかゆくて、食事に集中できない。

・耳から垂れた水が、ほほを伝ってくる。

・プールから出た後のように、耳の中が水で充満する。

一般的に、この症状には、さまざまな理由が考えられるといわれています。

・咀嚼(そしゃく)して顔の筋肉を使うことで、生理的に耳から水が出る人がまれにいる。

・唾液腺と耳の神経が混線している。

・体温が上がると、耳から水が出る人がまれにいる。

僕の場合は、『運動』『食事』『睡眠』で、耳から大量の水が垂れてきてしまいます。

「そんなんガマンしろよ、行儀が悪い」

おっしゃる通りですが、そうはいかないのです。

僕の場合、この症状をガマンし続けた結果、軽い手術を受けることになりました。

外食時にガマンした水が鼓膜内に溜まり、『プールから出た後』のような不快感と、耳の聞こえづらさが残ってしまったのです。

予防策としては、『耳から水が垂れてきたら、すぐに掃除して水気をとる』ということが大事です。

ガマンすると、また手術をすることになってしまいます。

症状の重さに関わらず、50人に1人はこの症状を持っているといわれています。悩むほどの症状の人は、まれではありますが…。

もし、食事中に耳を気にしていたり、耳を掃除したりする人がいても、「この人は症状に悩まされているんだな」という理解があると、とても助かります。

同じ症状に苦しむ人も

耳から膿が出てくる『耳垂れ』とは異なり、このケースは正確な原因が判明しておらず、治療法も発見されていません。そのため、対処法は『水が出たらすぐに拭く』ことしかないのだとか。

ちくわさんによると、垢のような色付きのものではなく、組織液に近い透明な液体が出てくるといいます。

また、ちくわさんの場合は『食事>睡眠>運動』の順で、耳から出てくる水の量が違うそうです。

「そんなんガマンしろよ」

この言葉は、実際にクラスメイトからいわれたことがあったのだとか。

ちくわさんがいうように、この症状は決して珍しいものではありません。投稿を読んだ人からは「自分も同じ症状がある」という声が寄せられています。

ですが、世間での知名度は低く、『食事の際に耳掃除をする』という行動がなかなか理解されないのです。

気にしないようにはしているけれど…

「少しの理解と少しの説明で、みんなが気持ちよくなれるといいな、と思います」

このように自身の体験を投稿することで、同じ症状をもつ人への理解が深まってほしいとコメントする、ちくわさん。

友人たちは「気にならないから大丈夫だよ」といってくれるものの、『行儀のよさ』が求められる食事の場では、どうしても周囲の目が怖くなってしまうと話します。

この投稿が拡散され、多くの人から「初めて知った」「大変な症状だね。知ることができてよかった」といった声が上がっています。

より多くの人が理解を深めることによって、おいしい食事を心から楽しむことができるようになるといいですね。

※記事中の写真はすべてイメージ

[文・構成/grape編集部]