素晴らしい加速を誇るサネ photo/Getty Images

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仮に彼がジュラシックパークへ迷い込んだとして、いかなる不安も存在しないだろう。イングランドのマンチェスター・シティでプレイするドイツ代表FWレロイ・サネが、9月30日のチェルシー戦で驚異のスピードを記録したと話題になっている。

共に並走するボールすらも彼の快速ぶりには驚かされているにちがいない。チェルシーvsシティが開催されたスタンフォード・ブリッジには、ラヒーム・スターリングやカイル・ウォーカー、アルバロ・モラタといったスピード自慢がズラリと顔を揃えたものの、際立ったデータをはじき出したのはウインガーのサネだ。英紙『THE Sun』によれば、21歳FWはこの日、ピッチ上で時速22.5マイル(35.48km)という最速スピードを記録し、あらゆる追っ手を無力化。かつてこの大地を時速21マイル(33.79km)で駆け回っていた“T-レックス”ことティラノサウルスよりも速かったとし、同選手を「凶暴な恐竜からも逃げ切れる男」と表現している。

さらにはカッコウ科の鳥類であるロードランナー(時速20マイル)や、ブラウン・ベアー(時速21.7マイル)もスピード面ではサネの後塵を拝しており、このドイツ人ドリブラーの加速力がいかに優れているかはデータ上、一目瞭然だ。

2016年よりドイツのシャルケからマンチェスターへ活躍の場を移したサネは、これまでにも多くの局面で対峙するDFを置き去りにしており、また、高スピードを出しながらもボールコントロールに乱れがない点も特筆すべきポイントである。ジュラ紀の覇者ティラノサウルスですら追いつくことのできないサネを、生身の人間はどのように対処するべきか。多くのDFにとっての悩みのタネとなるにちがいない。