宇野昌磨(写真:ゲッティ)

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平昌五輪まで4カ月となり、メダルが期待されるフィギュアスケートで注目を集めるひとりが、ことしの世界選手権で銀メダルを獲得した宇野昌磨(19)だ。

日本・北米・欧州の3地域による団体戦「ジャパンオープン2017」(7日開催)を前に、2日放送のテレビ東京「追跡LIVE! Sports ウォッチャー」では、好調の宇野を特集した。

今季初戦となった9月のロンバルディア杯で、世界歴代2位となる319.84点をたたき出した宇野。初の五輪に向けた大事なシーズンのフリープログラムに選んだ曲が、2シーズン前にも使った「トゥーランドット」。シニアデビューの年にも演じ、自らの原点といえる思い入れの強い曲だ。

以前に使っていた曲とあり、当初は自身の中でも2年前と重なっていたという宇野。周囲も重なって見てしまうところがあるとしつつ、「本当に2年前とは別物だと思って見てほしい」と意気込んだ。

実際、この2年で宇野は世界中が驚くような急激な成長曲線を描いてきた。持ち前の表現力に4回転ジャンプという絶対的な武器を加え、今では世界から追われる存在となっている。

だが、そんな宇野は「大きな舞台になればなるほどライバルは自分」と語る。「自分の気持ちひとつですべてを台無しにしてしまったというときが一番悔しかった、悲しかった」と、かつての経験から、二度と自分に負けたくないと思うようになったという。

周囲に振り回されず、結果が良くても悪くてもすべて自分次第という強い気持ちで戦ってきた宇野は、「一番手ごわいと思います、自分が」と、改めて自らが最大のライバルだと述べた。

国内開幕戦となるジャパンオープンを皮切りに、初の五輪を目指す宇野は「今は本当に五輪の舞台に出るということが目標」と気迫十分。そして、「出られたら自分の演技をしたい」と、五輪でも“ライバル”に勝ちたいと意気込んだ。