3日、銭江晩報などは米ラスベガスの銃乱射事件に遭遇した中国人観光客の当時の状況を伝えた。写真はラスベガス。

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2017年10月3日、銭江晩報などは米ラスベガスの銃乱射事件に遭遇した中国人観光客の当時の状況を伝えた。現地時間1日夜に起きたこの事件で、死者は少なくとも59人と伝えられている。環球時報によると、同2日午前8時の段階で中国人が死傷したとの報告は入っていないもようだ。

銭江晩報が掲載したのは、浙江省杭州市から同僚らと現地を訪れていた男性の体験談。現場近くの商業施設にいたところ、突然大勢の人がホテルの中に駆け込むのが見えたという。そこで男性も一緒にいた同僚と商業施設の上層階にあるホテルへと避難。途中で3人の同僚と合流し、中には安心して泣き出した女性もいたそうだ。

男性らはこのホテルに部屋を取っておらず、偶然出会ったグアテマラ人の部屋に入れてもらい一夜を明かした。午前4時ごろに他の同僚が泊まっている隣のホテルに移ったが、現場封鎖のため車で10分ほどの場所にある別の同僚のホテルには行けなかったという。

また、別の中国人男性はSNSに「罪のない命が無情な弾に撃たれるのを目の当たりにし、祖国や故郷の素晴らしさが突然思い浮かんだ」などと投稿。封面新聞も現場から約3キロ離れた場所にいた中国人観光客が「たくさんの人が逃げ回っていて、店のテーブルや椅子の下は人でいっぱいだった。本当に恐ろしかった」「当時は家に帰りたいという思いしかなかった」などとコメントしたことを伝えている。(翻訳・編集/野谷)