山田涼介主演『鋼の錬金術師』、アルフォンス役に水石亜飛夢が抜擢 曽利文彦監督、荒川弘も絶賛

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 山田涼介主演映画『鋼の錬金術師』のアルフォンス・エルリック役を、水石亜飛夢が務めることが発表された。

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 本作は、荒川弘の累計7000万部を超える大ヒットコミックを、『ピンポン』の曽利文彦監督が実写化したアクション映画。幼き頃に失った母を錬金術で錬成しようとしたことによって、”持っていかれた”己の体を取り戻す旅に出たエルリック兄弟の姿を描く。兄・エドワードをHey! Say! JUMPの山田涼介、エルリック兄弟の幼馴染であるウィンリィ・ロックベルを本田翼が演じるほか、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多、内山信二、松雪泰子、佐藤隆太、大泉洋らが出演する。

 フルCGで制作されたアルフォンスの声優に決まったのは、ミュージカル『テニスの王子様 2nd season』や、主演を務めた『星の王子様』、映画『武曲 MUKOKU』で注目を浴びた水石亜飛夢(みずいしあとむ)。100名を超えるオーディションによって、撮影現場でアルフォンソのモーションキャプチャーを演じる役者に選ばれた水石だったが、芽生え始めた不信感を兄にぶつける激しい兄弟喧嘩のシーンのあまりの完成度の高さに、そのままアルの声を担当してもらうことが決まったという。

 異例の新人抜擢について曽利監督は、「水石くんは、山田くん演じるエドと演技を交わすCGアルのスタンドインとしてオーディションで選ばれました。撮影前はCGアルの声優は水石くんではなく、別の方をイメージしていました。ただ撮影が進むにつれ、彼のスタンドインとしての演技があまりに素晴らしく、特に兄弟喧嘩のシーンを撮影したとき、山田くんと水石くんの絶妙なコンビネーションを見て、アルの声優は水石くんで行こうと決めました。ですから、今回の大抜擢は、水石くんが実力で勝ち取ったものです。アニメ版アルの声優の釘宮さんが実写映画をご覧になり、映画はもちろん、水石アルを大絶賛してくださったので、水石くんと一緒に飛び上がるほど喜び、私たちの判断が間違っていなかったことを確信しました」と水石の起用への自信を見せた。

 また、原作者・荒川も「エドとアルの二人の兄弟がそこにいました。胸を打つ素晴らしい演技でした。撮影中はアルの代役という立場でありながら、山田さんとの掛け合いがとても素晴らしいかったことから起用に繋がった。まさにアメリカンドリームのようなストーリーです。青年に成長したアルは、きっとこんな声になるんだろうなって思います」と水石の演技を絶賛。

 撮影はイタリアでクランクインし、トスカーナ地方に残る本物の石畳や建物、現存する1世紀前の貴重な蒸気機関車など古きものと新しい技術を融合させ、原作コミックスの世界観を再現し、1年間のVFX作業を経て完成。製作期間、総カット数、上映館数ともに日本映画史上最大規模となっている。(リアルサウンド編集部)