犬がぬいぐるみを離さない理由とは?

犬が物を離さない理由は「執着心」である可能性があります。また、犬が物を離さないのは本能でもあります。

祖先であるオオカミは、自らが獲た獲物を離すことなく確実に持ち帰る、ということが生活一部だったからです。その名残が犬にもあるのだと思います。

それがたとえ、ぬいぐるみやおもちゃであったとしても、自らが手に入れた物を簡単に手離すことはしません。

私たち人間にも執着心ってありますよね。ボロボロになってしまった物を執着心から捨てられずにいるという人もいらっしゃるのではないでしょうか。

それは「もう二度と手に入らないかもしれない」という気持ちからなんです。

ぬいぐるみを手離して欲しいとき

片時も手離さずにいるぬいぐるみを、たとえ飼い主さんであろうと取ろうとすれば唸り声をあげて怒ったり噛みついたりしますよね。

執着心のない犬や手離してもまた戻ってくることを分かっている犬は、唸ったり怒ったりはしません。

ぬいぐるみを手離して欲しいときは「ちょうだい」と声をかけてようにしてみてください。

飼い主さんに「ちょうだい」と言われたたらぬいぐるみを手離さなければならないということを学ばせるためです。手離してくれたら思いっきり褒めてあげましょう。

手離してもまたぬいぐるみが戻ってくるということが分かれば、片時も手離さなかったことが嘘のように、ほったらかしにされて廊下に転がってたりしますよ。

飼い主さんが間違ってしまいやすいこと

ぬいぐるみを咥えているのに無理やり取り上げようとすることは決してしてはいけません。「離しなさい!」と叱ってしまう飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

片時も離したくないほど大切なぬいぐるみを無理やり取り上げられてしまたら、犬はとても大きなストレスを感じてしまうでしょう。

飼い主さんに「ちょうだい」と言われたら離すそんな風に自然と離してもらうことができるようにコミュニケーションを取りたいものです。

応用できる!

ぬいぐるみを離して欲しいとき、飼い主さんが「ちょうだい」と言ったら離す。これをマスターすることができれば、どんなものでも飼い主さんの「ちょうだい」と合図で手離してくれるようになります。

何か咥えてはいけないものを咥えてしまっているとき、無理やり取り上げようとすると噛みつかれたりする可能性もありますし、最も注意しなければならないことは「誤飲」です。

犬がぬいぐるみを手離さない…もしかして「偽妊娠」!?

人の場合は想像妊娠と言い、妊娠を強く望んでいることによって多くみられる症状なのですが、犬の場合は妊娠に対する概念を持っているはずもなく、黄体ホルモンなどに作用による「偽妊娠」なのではないかとされています。

妊娠してもいないのに偽妊娠の症状がみられる理由は「プロラクチン」という性ホルモンのメカニズムに原因があります。

プロラクチンは乳腺を刺激するホルモンなのですが、カラダや行動に変化をもたらすホルモンです。

プロラクチンの影響によって偽妊娠が起こり、母性によってぬいぐるみを我が子のように大切にし、片時も手離さなくなってしまうのではないでしょうか。

偽妊娠の治療法は?

ほとんどの場合、治療することなく治るものです。しかし、あまりにも繰り返し偽妊娠の症状があらわれるようであれば獣医さんに相談した方が良いと思います。

また、偽妊娠を予防する方法はとくにありません。避妊手術をするという方法が唯一の方法かもしれません。

まとめ

犬が片時もぬいぐるみを手離さないのには「執着心」と「偽妊娠」の2つの理由があります。

偽妊娠であれば良いのですが、偽妊娠であるか妊娠であるか分からない場合にはレントゲン検査やエコー検査を受けるようにしましょう。

偽妊娠であるか妊娠であるかの判別がつかない飼い主さんはいらっしゃらないかと思いますが、妊娠を望まないのであれば、そのような状況になってしまわないように十分に注意してあげる必要があります。