第47回世界体操競技選手権、個人総合7連覇はならなかった内村航平(2016年8月6日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】第47回世界体操競技選手権(47th World Artistic Gymnastics Championships)は2日、カナダ・モントリオール(Montreal)で男子予選が行われ、個人総合で7連覇を目指していた内村航平(Kohei Uchimura)は跳馬の着地で足首を痛め、途中棄権となった。

 リオデジャネイロ五輪で金メダルに輝くなど、個人総合で8年間にわたり頂点に君臨してきた内村は、跳馬で着地を決めた際に左足首を負傷。演技直後に脚を押さえ、苦悶(くもん)の表情を浮かべた絶対王者は、直後の平行棒にも臨んだが、痛めた箇所に苦しんでいるのは明らかで、着地も乱れてしまった。

 五輪2連覇を成し遂げている内村は、その後の鉄棒で棄権を決断し、英ロンドン(London)で行われた2009年大会から続く同種目での金メダル獲得はならなかった。

 内村は米NBCスポーツ(NBC Sports)に対して「応援に来てくれた人に非常に申し訳ない。チームメートにも謝りたい」とした上で、「跳馬の後は歩くことさえできなかった」と同種目の演技後には最悪の事態も頭によぎったと付け加えた。

 優勝候補の内村が大会から姿を消した個人総合では、キューバのマンリケ・ラルドゥエト(Manrique Larduet)が86.699点で予選首位に立った。一方、リオ五輪で内村を追い込んだウクライナのオレグ・ベルニャエフ(Oleg Verniaiev)は85.431点で僅差の2位につけている。
【翻訳編集】AFPBB News