ボクサー転向のファーディナンド氏、長期キャリアは「望んでいない」

先月19日にプロボクサーへの転向を自身のツイッターやインスタグラムで正式発表したファーディナンド氏。今回の挑戦はオンラインでのスポーツギャンブルを提供する『ベットフェア』が同氏を支援する形で行われる。
元WBCスーパーミドル級王者リッチー・ウッドホール氏、元ラグビー選手でパーソナルトレーナーを務めるメル・ディーン氏らのもと、トレーニングを行うことが発表されている。
しかし、「タイトルに挑戦する」ことを目標に掲げていたファーディナンド氏だが、今回の挑戦でプロボクサーとして長期キャリアを歩むつもりはないようだ。同氏は『BBC』のインタビューで今後の展望を語った。
「私はライセンスを取得し、プロボクサーとして1戦を戦えるか試してみたい。私はここでキャリアを持つことを望んでいないよ。私は『プロの戦い』を探していて、自分がどこへ行きたいかもわかっている。グラブを握って『ここに残りたい』と言うかもしれないしね」
プロボクサーとして、まずは1試合を戦えるかどうか判断する意向を明かしたファーディナンド氏はさらに「まずはライセンスを取得する必要がある。冗談ではなく本気で言っているよ。うまくいけばプロボクサーとなり、誰かと対戦することになるだろう」と、未だ相手は存在しないことを明かした。