ピケ、スぺイン代表練習中にファンからブーイングの嵐「ろくでなし」「代表から去れ」

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 バルセロナのDFジェラール・ピケが2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選の2試合に向けて行われているスぺイン代表のトレーニング中に、ファンから罵声を浴びせられ、現場はブーイングの嵐となった。スペイン紙『マルカ』、『アス』が伝えている。

 バルセロナ出身で、マンチェスター・Uでのプレーを経て、2008年からは下部組織時代を過ごしたバルセロナに復帰したピケ。これまでにもスペイン国内で代表戦が開催される度に、同選手がカタルーニャ州の独立を支持していることや、宿敵であるレアル・マドリードに対する挑発的な発言が絶えないことで、一部のファンから非難されていた。

 ピケは10月1日に実施されたカタルーニャ州の独立を問う住民投票を前に、ツイッターで「#投票しよう」というハッシュタグを付け、カタルーニャ語でメッセージを投稿。また、投票後には、投票に向かった人々が警察との衝突で負傷したことに対して「カタルーニャの人々を誇りに思う」と涙ながらに話し、ロシアW杯前の代表引退の可能性を示唆する発言も残していた。

 スペイン代表のトレーニングでは、ピッチにピケが登場すると、一連の同選手の行動を許せないファンからの罵声が飛び交い、現場は一時騒然。ピケはファンの方に少し目を向けると、うつむきながらピッチに入り、淡々とトレーニングをこなした。

 報道によると「ろくでなし」、「代表から去れ」との罵声が飛んだほか、「ピケ、自分から代表を去らなくていい。俺は解雇されるのを望んでいる。お前を見ると吐き気がする」とのプラカードを掲げていた者もいたという。その後、誹謗中傷の書かれたポスターを警察官や警備員が撤去したようだ。

 無敗でグループGの首位に立つスペイン代表は、6日にアルバニア代表とホームで、10日にイスラエル代表とアウェイで対戦する。