「何するのよ!」「触らないでよ!」――屈強な警察官につかまれて、1人の女性が飛行機から降ろされている。女性は機内にいた2匹の犬を見つけ、「私は命に関わる犬アレルギーを持っている。だから、犬を外に出してほしい」と要求している。だが、逆に本人が退去された。米メリーランド州ボルティモアからロサンゼルスへ向かうサウスウエスト航空機内で起きたことだ。

ネットでは「動物が乗客と同じエリアにいるなんて許されない」という意見や「もっとも安全な選択肢は彼女を降ろすこと」など、賛否両論が出ている。

診断書が必要だった

サウスウエスト航空規約によると、「盲導犬などの介助犬やセラピー犬は飼い主と同乗できる」とし、一方、動物アレルギーに関しては「医師の診断書を持っていない乗客には搭乗を拒否する可能性がある」としている。女性は医師の診断書など犬アレルギーを証明するものがなかった。

このため、パイロットが女性に対し、犬から離れた席を用意し、さらに離陸時間を遅らせアレルギーを抑える注射を受けることを提案した。だが、女性はいずれについても応じず強制的に退去された。

司会の羽鳥慎一「犬アレルギーは深刻な人がたくさんいますが、航空会社は対応しているようにも思いますが」

青木理(ジャーナリスト)「難しいですね。やむをえないかな、という気もします」

菅野朋子(弁護士)「女性がそこまでアレルギーが重度になっているのなら、自分の身を守るために診断書を持っていて、最初に申請すべきでしたね。犬を持ち込む方も事前申請しなければなりません。日本でも犬対策をきちんとすることが必要のようですね」