初のソロライブ『IN SOO'S 1st SOLO LIVE〜NAKED〜』を開催したインス(撮影=MICHI ISHIJIMA)

 韓国の5人組男性グループ・MYNAMEのインスが先月23日、東京・ZEPP TOKYOで初のソロライブ『IN SOO'S 1st SOLO LIVE〜NAKED〜』を開催した。このライブは、インスにとって初のソロライブで、同月6日にリリースしたミニアルバム『NAKED』を引っさげて、おこなわれたもの。この日は、昼と夜の部の2公演を実施。夜の部ではアルバム収録曲の他、日本のカバーバラードとして、尾崎豊の「OH MY LITTLE GIRL」「ILOVE YOU」、徳永英明の「Rainy Blue」の3曲を披露。アンコール含む全19曲を届けた。インスは秋ごろに韓国に兵役にいくことが発表されており「本当に感謝してます。心の一番中にいれて、絶対この気持ちを忘れずに2年間頑張って戻ってくるので、皆も笑顔で約束を守ってね。2年後また笑顔で会いましょう」と感謝と再会の約束をした。今回は夜の部のもようをレポートする。

MYgirlの皆に一番感謝してる

(撮影=MICHI ISHIJIMA)

 会場にはインスのファーストライブを一目見ようと、大勢のMYgirl(ファンの名称)で溢れていた。開演時刻をすぎるとビートを基調とした壮大なBGMが鳴り響き、流星が落ちてくる映像が映し出される。すると白と青の閃光が場内を目まぐるしく照らす中、赤いロング丈のジャケットに黒のスキニーパンツを履いたインスが登場。そして1曲目に披露したのはリード曲「NAKED LOVE」。6人のダンサーとともに、キレのあるダンスパフォーマンスを魅せつけ、序盤から“MYgirl”のテンションを上げさせていた。

 その後もEDMサウンドが印象的な「GIGA FIRE」や、アップビートな「Guilty As Charged」を次々と展開し、軽やかなステップと動きを前面に押し出していた。

 MCでインスは「やっほー!!」と明るく挨拶。ライブをおこなうのを楽しみにしていたようで「今日は死んでもいいぐらい! 本当は死んじゃダメだけどね(笑)。頑張っていきたいと思っています」と意気込みを話した。

 次々と楽曲を踊り歌う中、「Crazy Crazy」では、インスが黄色いケミカルライトをグルグルと回しながら踊り、それにつられるようにMYgirlも煌びやかなケミカルライトを回し、はしゃいでいるようだった。「Morning」では、インスがステージから降り客席に。これにはMYgirlも大喜びで、一人ひとりのMYgirlと触れ合い、歩きながら歌を届けた。
 
 中盤では、生のアコースティックギターとピアノ演奏によるバラードセレクションへと突入。ラブバラードの「ささくれ」から始まり、伸びやかで美しい歌声を聴かせた。ミニアルバム『NAKED』収録曲の「Love Letter」では、歌っている途中インスが感極まって涙を流し、一瞬歌えなくなってしまった。だがその歌えなくなってしまった部分を、MYgirlがシンガロングしており、同曲が終わった後のMCでは「ごめんね…泣いちゃった。泣かないって約束したのにね。でもみんな歌ってくれてありがとうね」とMYgirlに感謝を伝えていた。
 
 MYNAMEのステージでピアノとアコースティックの雰囲気を見せたかったと話すインス。「今日は一人のソロコンサートだし、いっぱい歌ってあげたい。なので今日は日本のカバーバラード曲を聴かせたいと思います」と話し日本のバラードをカバーすることに。尾崎豊の「OH MY LITTLE GIRL」「I LOVE YOU」、徳永英明の「Rainy Blue」の3曲を披露し、切なくも心地の良い美声を響かせた。

(撮影=MICHI ISHIJIMA)

 日本のカバーバラード曲を歌い終わったインスは、最近、涙もろくなっている事を明かす。「ピアノとかから始まる曲がすぐ心にきて。それは経験もそうだけど、少しずつ老けてるんじゃないですか?(笑)去年まで聴こえなかった歌詞も最近は聴こえて。凄い色んな事考えて歌うと悲しくなったりするけど、それは一番自分の悪い事だと思って」と話した。

 続けて「日本でデビューして6年経ってて、それでも皆の前で一人で歌えている事に対して凄く感謝してます。ありがとうございます」と想いを述べた。

 インスは、秋ごろに韓国に兵役にいくことが発表されている。それに対して「来月から韓国の男だったらしょうがないことで行かないといけないんだけど、皆と約束したい事がある。2年後もMYNAMEとしても、一人で歌っていたとしてもMYgirlは来てくれますよね?」と言い、MYgirlからは「待ってる!」という言葉や拍手が飛び交っていた。そして「MYgirlの皆に一番感謝してるから、そういう気持ちを絶対忘れずに頑張って行ってくる。みんな絶対待っててください」と再会の約束をした。

 日本語バラードカバーメドレーの後は、韓国のバラード曲を3曲届け、切なさ溢れる空間を作り出していった。
 

2年後また笑顔で会いましょう

(撮影=MICHI ISHIJIMA)

 後半では、天上のミラーボールが場内をキラキラと照らす中、インスはDJとしてステージに立ち、スクラッチをしたり、音を変えたリとDJプレイで場内を更に盛り上げた。

 そして、燃え盛る炎の映像が流れる中踊る「Burn」や、温かみのあるアップナンバー「One last time」を連続で披露。同曲の途中、ジャケットを脱ぎ、上半身裸の状態でパフォーマンスをするインス。細く引き締まった肉体美を目の当たりにしたMYgirlは黄色い歓声をあげ、とても嬉しそうにしている姿が多く見られた。

 ラスト曲に行く前にインスは「この曲が終わるとこのコンサートが終わる。それは凄い悲しい。でもみんなと約束したから笑顔で最後までいきたいと思います」とこの日のライブを惜しんだ。最後に『NAKED』の人気曲「You Don't Know Me」を披露し、今宵のステージは幕を閉じた。

 本編は終わるもMYgirlからの熱いアンコールに応え、インスが再びステージに。アンコールではピアノのイントロが美しい「Promise Land」を披露。曲中インスは歌をやめ「今日本当に感謝してます。心の一番中にいれて、絶対この気持ちを忘れずに2年間頑張って戻ってくるので、皆も笑顔で約束を守ってね。2年後また笑顔で会いましょう。みんな約束守るよね!?」と強く思いを伝えた。

(撮影=MICHI ISHIJIMA)

 そしてラストはMYNAMEの泣けるバラード「忘れないで」を披露。ありったけの感情を込め、涙ぐみながら歌唱するインス。歌詞の<君といた季節忘れないよ繋いだこの愛を>と歌う部分はまるで、今のインスが感じている想いをMYgirlに訴えかけているようで、涙を流すMYgirlも多く見られた。

 ラスト曲が終わり、インスはステージから去ったが熱烈なMYgirlのラブコールにより再びステージに登場。「本当に皆には感謝してる。今日の事を忘れずに行ってきます! 最後に皆のインスマイルが聞きたくて」と言い、会場全体が「インスマイル!」と叫び笑顔でライブを締めくくった。 【取材=橋本美波】
 

初のソロライブ『IN SOO’S 1st SOLO LIVE〜NAKED〜』を開催したインス(撮影=MICHI ISHIJIMA) (撮影=MICHI ISHIJIMA) (撮影=MICHI ISHIJIMA) (撮影=MICHI ISHIJIMA) (撮影=MICHI ISHIJIMA)
(撮影=MICHI ISHIJIMA) (撮影=MICHI ISHIJIMA) (撮影=MICHI ISHIJIMA) (撮影=MICHI ISHIJIMA) (撮影=MICHI ISHIJIMA)

セットリスト

1NAKED LOVE
2GIGA FIRE
3 Guilty As Charged
4 Hot Thing's feat.JUN Q
5Everlastin‘Luv
6Crazy Crazy
7Morning
8ささくれ
9Love Letter
10日本語メドレー(「OH MY LITTLE GIRL」「ILOVE YOU」「Rainy Blue」)
11韓国バラードメドレー
12RAIN
13DJTIME
14Crank Up
15Burn
16One last time
17You Don't Know Me
アンコール
18 Promise Land
19忘れないで