日本では広く食べられているものでも、海外ではあまり食べられていないものは多い。逆に海外で愛されている食べ物でも、日本では食べる習慣がないという食材も存在する。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本では広く食べられているものでも、海外ではあまり食べられていないものは多い。逆に海外で愛されている食べ物でも、日本では食べる習慣がないという食材も存在する。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、「ザリガニ」について取り上げ、中国では広く食用とされるザリガニが「ほとんど食べ尽くされる勢い」であるのに対し、日本ではほとんど食べられておらず、「飼料」として使われる程度であることに驚きを示す記事を掲載した。

 記事は、食用とされている種類のザリガニは中国のみならず、米国やドイツ、フィンランドでも好んで食べられていると紹介し、「ザリガニ祭り」なるものも存在すると記載。中国でザリガニは好んで食べられているが、昔から食べられているものではなく、「日本から入ってきた生き物」であるとし、中国人は今や絶滅させてしまうほどの勢いで食べるようになった」と紹介した。

 現在の中国ではすっかりその味が好まれ、地域にもよるだろうが、街中でもザリガニ料理を謳う店の看板をよく見かけるようになった。そして、多くの地域でザリガニの養殖が1つの産業として発展し、特に中国の農村においては重要な養殖産業の1つとなっており、ザリガニ養殖事業で成功している農家もいるほどだとした。

 一方、日本ではザリガニが食卓に上ることはなく、砕いて飼料として使われる程度であると説明した。日本で「ザリガニ」と呼ばれる生き物は一般的にアメリカザリガニを指すことが多い。アメリカザリガニは日本では外来生物として駆除されるケースが多く、同じ外来種であっても主要な養殖産業となるまで発展させているところに、中国人の食の旺盛さを垣間見ることができる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)