開城工業団地(資料写真)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国と北朝鮮の経済協力事業で、現在は操業を中断している開城工業団地内の衣類工場を、北朝鮮が韓国との協議なしに秘密裏に稼働させていると、米政府系の「自由アジア放送」(RFA)が中国の消息筋の話として報じた。

 北朝鮮で下請け工場を営む中国の消息筋は、RFAに「北朝鮮当局が開城工業団地内の19の衣類工場を南側(韓国)当局に通知せずに密かに稼働させている」と述べた。

 この消息筋は「開城工業団地の衣類工場では北朝鮮の国内向け衣類も生産しているが、主に外国(中国)が発注した下請け分をつくっている」と説明した。

 一方、「国連安全保障理事会で対北朝鮮制裁決議が採択され、繊維類の下請け輸出も制裁対象品目に含まれた以上、これまで密かに稼働していた衣類工場も今後は仕事を確保するのが難しいだろう」と見通した。

 中国の別の消息筋は「開城工業団地の衣類工場の稼働については、北朝鮮当局がセキュリティーに格別に気を遣っている」とし、「工場の外に光が漏れないよう、徹底してカーテンで遮断している」と説明した。

 この消息筋は、北朝鮮が開城工業団地の衣類工場を稼働させてからすでに6カ月以上になると話した。