TSUTAYAプレミアム、サービスのイメージ。(画像:TSUTAYA発表資料より)

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 TSUTAYAは、10月2日から、店舗におけるレンタルと動画配信サービスを融合させ、月額利用料が月1,000円からとなる新サービス「TSUTAYAプレミアム」を開始した。

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 このサービスは、店舗におけるDVD/Blu-ray(新作・準新作除く)が返却期限・延長料金なしで借り放題となり、また、TSUTAYAの動画配信サービス「TSUTAYA TV」が利用できるようになるというもの。視聴可能なコンテンツの総数は約10万本となる。

 一部の店舗で9月4日から先行サービスが行われていたが、好評を博したとのことで、全国の約800の店舗で(※10月2日時点では実施しない店舗もある)正式スタートとなった。なお、導入店舗は拡大を目指しており、将来的には全店で実施したいという。

 直接の関係はないのだが、似たところのあるサービスとして、アメリカに「Movie Pass (ムービーパス)」というものがある。2011年に登場したもので、映画館で映画を観るのが定額、というサービスだ。2017年8月15日から料金は月額9.95ドル(約1,100円)となり、この金額でアメリカ全土どこでも映画が見放題という驚異的な代物である。映画業界側の反応としては、歓迎する向きもあれば、価格破壊の象徴として忌む向きもあるという。

 「TSUTAYAプレミアム」の利用料金は月額定額で、税抜1,000円からとなるが、店舗により異なる。同時レンタル枚数は3枚からであるが、こちらも店舗により若干の相違がある。さらに、レンタル年会費の更新料は無料となる。

 Movie Passにしてもそうだが、インターネット動画サービスの普及などにより、映像コンテンツ産業が大きな変革の時を迎えているのは疑いない。TSUTAYAにとってもこれは生き残りを賭けた戦略かと思われるが、あの面倒な「返却期限」と「延長料」から解放されるというのは、ユーザーにとっては悪くない話といえるのではなかろうか。