結婚して幸せになりたい」と夢見る女性がいる一方で、「結婚は墓場だ……」なんて切ない現実を教えてくれる先輩がいたり。結婚をして得られるのは、どんなことなのでしょうか。今回は、リクルートブライダル総研が、20代〜60代の結婚経験者2915人に調査した「夫婦関係調査2017」の結果をご紹介します。まずは、結婚による生活の変化について上位の10項目を見ていきましょう。

結婚することのメリットって何ですか?

結婚して得られるものは、「絆」「精神的安定」「好きな人と一緒にいられること」

【結婚による生活の変化】(20代〜60代既婚者/あてはまる・ややあてはまる 計)
1位:家族としての絆が得られる
(全体:77.5%/男性 74.1%/女性 80.6%)
2位:精神的安定(安らぎ・寂しくないなど)が得られる
(全体:70.3%/男性 71.6%/女性 69.2%)
3位:好きな人と一緒にいられてうれしい
(全体:68.0%/男性 67.3%/女性 68.6%)
4位:家事の負担が増える
(全体:55.4%/男性 39.1%/女性 70.4%)
5位:社会的に信用される
(全体:51.1%/男性 51.5%/女性 50.8%)
6位:子育てに苦労する
(全体:49.5%/男性 46.7%/女性 52.2%)
7位:経済的に安定する
(全体:42.8%/男性 33.0%/女性 51.9%)
8位:親戚づきあいなどが増えて面倒だ
(全体:42.1%/男性 27.5%/女性 55.7%)
9位:相手の親の面倒をみなくてはならない
(全体:42.1%/男性 31.3%/女性 52.2%)
10位:仕事に打ち込める
(全体:35.8%/男性 47.7%/女性 24.7%)

最も割合が高い項目は、「家族としての絆が得られる」で、次いで「精神的安定」「好きな人と一緒にいられてうれしい」が上位となりました。ポジティブな変化を回答する人が多く、ちょっとホッとしますね。上位3項目は男女で10ポイント以上の差はなく、絆や精神的安定などのキーワードから、既婚者は男女ともに「家族ができる」ことが結婚のメリットだと感じていることがうかがえます。

また、男女で差がある項目をみると、女性は男性よりも「家事の負担が増える」と感じる割合が高いよう。男性が39.1%に対して、女性は70.4%もの人が選択しています。一方で、男性は「仕事に打ち込める」割合が高いことがわかりました。男性は結婚することで、仕事に対するモチベーションが上がるようです。共働きでも、女性のほうが家事を多めに担当する家庭はいまだ多いのかもしれません。

男性は仕事に対してのメリットを実感

さらに、「結婚したことによって仕事に打ち込めるようになったと思う割合」を、男性の結婚年数別に見てみると以下のような結果に。

【結婚による生活の変化】(20代〜60代既婚男性/あてはまる・ややあてはまる 計)
<仕事に打ち込める>
・1年〜10年以下……34.1%
・11年〜20年以下……43.4%
・21年〜30年以下……57.3%
・31年以上……58.0%

結婚年数別に、男性の「仕事に打ち込める」と思う割合をみると、「1年〜10年以下」は3割程度ですが、21年を超えると、5割を超える結果となりました。
結婚年数に比例して、その割合が高まっていることがみてとれます。長い時間を共にするなかで、配偶者のサポートの重要さを知り、結果的に「仕事に打ち込めている」という実感が生まれているのかもしれません。

共働きが珍しくない時代ですが、いまだ女性のほうに家事や子育て、親戚づきあいなどの負担が多くかかっているのが現状のようです。少しくらい無理をしても相手がハッピーなら……と頑張れるときもありますが、できる範囲でお互いを尊重し、支え合える結婚生活を送っていきたいですね。

【参考】※ リクルートブライダル総研