9月に発表された米アマゾンの新型「Echo」。(写真: アマゾンの発表資料より)

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 Amazon.co.jp(アマゾン)は2日、クラウドベースの音声サービスである「Amazon Alexa」と、そのための端末デバイスである「Amazon Echo」を、年内に日本で展開すると発表した。

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 Echoについては、事前に購入を希望する顧客に対しては、招待制を取って購入可能にする、という。

 Echoは、ハンズフリーの音声操作端末である。7つのマイクアレイを備え、また遠隔音声認識技術によって、部屋中どこで発せられる音声であっても明確に聞き取ることができるとされる。

 ユーザーが「声をかける」と、各種の情報、たとえば音楽の再生、ニュース、天気などについてEchoは対応する。Echoのオーディオデザインには、2.5インチダウンファイアーウーファーを組み合わせたDolbyプロセッシングが採用されており、鮮明な音声と、ダイナミックな低音レスポンスが実現される。

 Echoというデバイスは、Alexaという頭脳によって支えられる。Alexaはクラウド型のシステムであり、常に進化し、賢くなり続ける。また、Alexa Skills Kit(ASK)およびAlexa Voice Service(AVS)が、日本でも展開されていく予定だという。

 ASKとは、新しいAlexaスキルを開発するためのツールである。日本の顧客向けのスキルを作成できるよう、デベロッパーに提供されることになる。現時点で、NTTドコモ、クックパッド、KDDI、積水ハウス、ソフトバンク、NHK、JR東日本、三菱UFJフィナンシャル・グループ、ヤフー、リクルートホールディングスなどの参画が決定しているという。

 またAVSは、ハードウェアメーカー向けの、Alexa対応製品開発のプラットフォームである。接続されたあらゆるデバイスを、Alexa経由で音声制御することを可能とする。つまり、スマートホーム端末を音声操作する、などのことができるようになるのだ。こちらに関しては、アンカー・ジャパン、HTC、オンキヨー、ハーマニンターナショナルなどが対応製品の発売を計画している。