"旬の男"杉田祐一が、思わぬ形で楽天ジャパンオープン本戦初勝利。相手の途中棄権で2回戦進出。[楽天ジャパンオープン]

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「楽天ジャパンオープン」(10月2日〜10月8日/日本・東京/ハードコート)男子シングルス1回戦で、杉田祐一(三菱電機)はブノワ・ペール(フランス)と対戦。試合は第2セットの立ち上がりに、相手ペールが途中棄権。杉田は2回戦進出を決めた。

杉田は最新ランキングで、自己最高の40位をマークしている。両者は今回が初対戦だったが、ペールは2015年楽天ジャパンオープンのファイナリスト。過去に錦織圭(日清食品)に勝利した事もある実力者だ。

杉田は試合前のインタビューで「思い切りよく・元気よくいきたい。たくさんの方の応援に勇気をもらって、自分自身もコートの上で表現したい」と話していた。

試合の序盤は接戦。杉田がショットの正確さでペールを上回って見せ、第3ゲームに早い段階でのサービスブレーク。しかし、テクニカルで多彩なペールは、奇襲のようなボレーを仕掛けるなどし、すぐさまブレークバック。すると杉田は自身のサービスゲームで、ペールを長いラリーで左右に揺さぶり、相手の集中力を削っていった。その効果もあってか、第7ゲームに再び杉田がブレークを先行。1セット目の最後はラブゲームで杉田が取った。

第2セットに進むと、第1セット途中にドクターを呼び様子のおかしかったペールが、さらに状態が悪化。そのまま途中棄権となった。杉田は、思わぬ形での楽天ジャパンオープン本戦初勝利となった。

試合後のインタビューで、杉田はペールに対して「非常に残念に思うが、スケジュールが厳しいなかこの大会を選んでくれた。ペールが最初から体調がわるそうなのは分かっていたが、全力でいった。」と相手への思いやりを見せた。

また「自己最高のランキングでみなさんの前でプレー出来るのが嬉しい。」次戦のラオニッチに対して「大事な一戦になる。素晴らしいプレーヤーとここ東京で対戦できる事が楽しみ」と語り、会場のファンの声援に応えた。

杉田の2回戦は、先に勝利していたミロシュ・ラオニッチ(カナダ)との対戦が決定している。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「楽天ジャパンオープン」1回戦で勝利した杉田祐一