1本あるだけでぐっと老けて見られてしまう白髪。若白髪は遺伝だけでなく理由はさまざま。若白髪の対策法をご紹介します。

ストレスや食生活の乱れで若白髪に!?

一般的に白髪が生える年齢ではないのに白髪になる若白髪。たとえ、1本だけでも光の加減で目立ってしまい気になるもの。白髪の原因は加齢といわれていますが、若白髪の原因は異なります。もともと、作られたばかりの髪の毛は色がついておらず、毛母細胞のメラノサイトという色素細胞が、髪に色を定着。なんらかの理由で、髪に色がつかずに、生えてきてしまうことによって、若白髪となるのです。ではどんなことが若白髪の原因になるのでしょうか。

1. 遺伝
若白髪の原因として、一番はじめに思い当たるのは遺伝。「うちの両親も白髪が多いから」と考えたことありませんか? 白髪の遺伝についてはDNAレベルではまだ解明されていませんが、親と子の生活習慣が似ているということも含めて遺伝とすると、親子ともに、白髪か生えやすい生活習慣になっていると考えられます。

2. ストレス
フランス王妃・マリーアントワネットが処刑されるというストレスから、一夜にして白髪になったというエピソードは有名。さすがに、一晩で白髪になることは現実的に考えられませんが、それほどストレスは髪に与える影響が大きいということを表す言葉です。特に、急に出てきた若白髪はストレスによるものが多いと言われています。強いストレスを感じると頭皮が血行不良になり、毛根や色素細胞の働きが鈍くなるためだそう。

3. 血行不良
血液と白髪には深い関係があります。血液不足・血行不良になると、髪に栄養が届かないために若白髪に。せっかく、栄養をとっていても、血流が滞ると髪まで栄養が届かず、色素細胞も働くことができないためです。食事でとった栄養をしっかり髪に届けるために、血流の促進を日頃から心がけましょう。シャンプーをするとき、ついでに頭皮マッサージを取り入れて。5本の指で頭皮をつかむようにしてもんだり、頭皮を下から上に持ち上げるようにすると、自分でマッサージができます。

若白髪の改善にはまず食事から

髪は体の末端にあるので、効果が出るのに時間がかかります。若白髪の予防・改善には長期的に取り組みましょう。特に心掛けたいのが普段の食事です。栄養は、命に関わる重要な部位へ先に運ばれるようになっています。そのため、心臓などの内臓や筋肉などにまず利用され、残りが髪に。過度な食事制限など慢性的に栄養不足だったり、偏った食生活を続けていると、若白髪も出やすくなります。

まず、食生活で髪の栄養を補給すること。特に、黒い色素を作るために必要なミネラル、髪の元になるたんぱく質は積極的に摂りましょう。血液不足でも、若白髪になるので、鉄分を多く含む食品を摂ること。鉄分はビタミンCと一緒に摂ることで吸収力をアップさせることができます。食事だけでは不足しがちな鉄分などの栄養は、サプリメントを利用するのも手です。

まれに、根元が黒く中間が白髪、そして毛先が黒いという中途半端な白髪があります。こういった白髪は、中間の白髪部分の髪が生える時期に強いストレスを感じていたり、栄養不足だったことが推測されます。若白髪は、黒髪に戻る可能性も未知数ですが残っていますので、決して抜かないようにしましょう。見た目が気になる場合は、根元から短く切るか、その部分だけヘアカラーで染めるのがおすすめです。また、薬の副作用や代謝障害で白髪が生えることがわかっています。また、貧血や、胃腸・甲状腺の病気などでも白髪に。気になる人は、一度病院を受診しましょう。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと