人の感情を読み取る能力について

犬は、どのようにして人の感情を読み取っているのか?いろんな研究や実験が行われており、とても興味深い結果も出ています。

しかし、犬がどのようにして人の感情を読み取っているのか、明確なことは分かっていないようです。人と犬が共に暮らすようになってから数万年もの歴史があります。

しかし、犬は人の言葉を話すことができません。

どのように気持ちを伝えるのか、長い長い時間を共に暮らしてきたことによって、言葉を話せない犬は、人の気持ちを読み取ったり、自分の気持ちを伝えることを身につけてきたのかもしれません。

私たちが犬と暮らす中でも感じることがあります。放浪犬だった犬を家族に迎え入れた頃、全く信頼関係もなく、何を考えているのか、何を思っているのかも分かりませんでした。

言っても理解してもらえず、私の気持ちも伝わっていませんでした。4年以上が経ち、愛犬が今何を思っているのか、何を伝えようとしているのか、私も理解できます。

私が今何を伝えようとしているのか、嬉しいのか悲しいのか、愛犬も理解してくれます。共に暮らすことでお互いに身についていくものなのではないでしょうか。

犬と人の脳はメカニズムが似ている!?

ハンガリーで行われたとある研究によると、犬と人の脳はメカニズムが似ており、犬が人の感情を理解している理由が科学的に解明された、とされています。

神経経済学者である、グレゴリー・バーンズによって犬の脳の尾状核が分析され、犬は人の子供と同じくらいの意識を持っていると結論付けたそうです。

尾状核は人の脳にも犬の脳にもあり、楽しいことを予見したり、何かを期待する能力に関係しており、犬は嬉しいときや楽しいときに尻尾を振ったり、不安なときや恐怖を感じているときには尻尾を下げたり、尻尾の動きで感情を伝えることができ、犬の感性の豊かさはたくさんの研究においても証明されています。

人と犬は言葉で会話することができません。しかし、人は犬の表情や鳴き声や尻尾の動きなどによって犬の気持ちを読み取ることができます。

犬が唸り声をあげていても、怒っているのか、遊んでいるのか、違いを聞き分けることができます。それは、犬にも同じことが言えるのではないでしょうか。

犬と人の脳はメカニズムが似ているから、ということも理由のひとつかもしれません。

人の気持ちを理解したいという気持ちが強い

人の中にも、人の気持ちや感情を読み取ることが得意な人もいれば苦手な人もいます。

でも、人は「苦手だから…」と言って、人の気持ちや感情を理解しようとしないことがあります。理解してもらうことを諦めてしまう人もいます

しかし、犬は違います。人の言葉をすぐには理解できなくても、人の感情をすぐには理解できなくても、理解しようと努力します。

理解できるまで諦めたりしません。飼い主さんと暮らす日々の中で、飼い主さんの言葉や表情や言葉をよく観察し、そこから飼い主さんの感情を読み取ることを身につけているのです。

また、犬自身も自分の気持ちを飼い主さんに理解して欲しいと思っています。分かりづらいこともあるかもしれませんが、必死で伝えようとしています。

気づいてあげることができるのか、理解してあげようという気持ちがあるのか、それによって飼い主さんと愛犬の信頼関係も大きく変わるのではないでしょうか。

まとめ

犬がどのようにして人の感情を読み取っているのか?犬と人の脳はメカニズムが似ているから、という科学的な解明がされたり、いろんな研究や実験が行われていますが、「これだ!」という結論にはまだ結びついていないようです。

人も言葉が無かった頃は、表情や行動や声を発することで気持ちや感情を伝えあっていたのかもしれません。

犬も同じように、人の言葉を話すことはできませんが、表情や行動や鳴き声で自分の気持ちや感情を人に伝え、人の気持ちや感情も人の表情や行動や言葉の音などから読み取っているのではないでしょうか。