仕事や育児、家事と忙しい毎日を送る人にとって、冷蔵庫は味方であってほしいもの。にも関わらず、使い方が悪くて、朝から晩まで冷蔵庫を何度も開け閉めして疲れていませんか?なかには、化石になった食品としょっちゅうご対面して、ぐったりしている人までいるのではないでしょうか。そんな人は、時間も食材もムダにしてしまっています。


冷蔵庫収納家の福田かずみさんは、カゴやトレーなどの収納グッズを使って、冷蔵庫をカテゴリーや賞味期限ごとに分けるなどして整理整頓。ストレスフリーの毎日を送っているそう。今回は冷蔵庫の中でも、冷蔵室にとくに注目して、上手な使い方を教えてもらいました。冷蔵室は食べ切るタイミングごとに段を分けて、食べ忘れ防止


冷蔵室の食材をよく観察すると、食べきるタイミングが異なるものや、用途ごとにまとめたほうが便利のものがあることに気づくはずです。わが家では、いちばん上の段が1か月程度で食べきるもの、2段目は乳製品や大豆製品など常備しているもの、3段目とチルド室は3、4日で食べきるもの、4段目はゆとりスペースで、急ないただきものや残りものなどを入れるようにあけています。

各トレーやカゴごとについても工夫しています。A〜Fを順に見ていきましょう。(A)用途ごとにトレーで分けて、取り出しをラクに


朝食の和食用と洋食用を、それぞれトレーにまとめておきます。トレーの表面にラベリングしておけば、家族も自分で出し入れ可能です。(B)使用頻度の高い乾物は開閉しやすい容器に入れる


料理に乾物をよく使うのですが、調理するたびに使いづらいと、それだけでストレス。ワンタッチであけられる透明容器に保存しておけば、出し入れもしやすいし、残量も一目瞭然です。(C)納豆は小分けにして取り出しやすく


これは、納豆と豆腐など、大豆製品がまとまったトレーです。納豆は2、3個が帯に巻かれてセットになっていたりするので、取り出しやすくするとめに買って帰ったらすぐに帯を外します。さらに、賞味期限がすぐ目に入るように立てて収納すれば、食べ忘れもありません。(D)粉や液体などの汚れやすいものはトレーにまとめる


たとえば、小麦粉やしょうゆなど。粉が飛び散ったり、液だれしたりしますよね。トレーの上にひとまとめにしておけば、こぼれても掃除がラクです。それから、私は粉ものの中に茶こしを入れています。ちょっとしたことなんですが、かなり調理がスムーズです。(E)肉や魚はトレーを外してコンパクトに


肉や魚は冷凍せずに使いきる派。かさばるトレーをはずして、かかっていたラップで包み直してしまえばかさばらないし、消費期限もわかります。(F)卵はパックのフタを切っておく


卵は買ってきたらパックのフタをすぐにハサミでカットしています。トレーに移し替える手間もないし、使いたいときにサッと取り出せます。達人による驚きの冷蔵庫使いはいかがでしたか? ESSE11月号の特集「忙しい人の冷蔵庫使い」でも福田さんが登場。冷蔵室のほかにも野菜室、冷凍室を紹介しています。ぜひ、こちらもチェックを!

●教えてくれた人
【福田かずみさん】
冷蔵庫収納家。夫と高校生の長女、中学生の長男の4人家族。自宅で料理サロンをひらく傍ら、独自の冷蔵庫活用術を構築。コツを紹介したブログ「美人冷蔵庫LIFE」が人気

<撮影/林絋輝 取材・文/ESSE編集部>