バイエルン暫定監督、痛恨ドローに辛辣 「我々はもはやドイツ最強じゃない」

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原口所属のヘルタ戦、2点のリードを守り切れず 新体制初戦は2-2ドロー発進

 バイエルン・ミュンヘンはカルロ・アンチェロッティ前監督を電撃解任し、ウィリー・サニョル暫定監督がその後を引き継いだ。

 しかし、新体制初戦となるヘルタ・ベルリン戦(1日/2-2)では前節ヴォルフスブルク戦(9月22日/2-2)に続いて2点のリードを守れずにドローに終わった。

 サニョル暫定監督はヘルタ戦後のインタビューで、「我々はもはやドイツ最強のチームじゃない」と辛辣な思いを吐き出した。ブンデスリーガ公式サイトがコメントを報じている。

 バイエルンはヘルタを相手にDFマッツ・フンメルス、FWロベルト・レバンドフスキのゴールでリードを奪った。しかし、後半6分に日本代表FW原口元気の鋭いドリブルを止めることができず、FWドゥダにゴールを許した。その5分後にはFWサロモン・カルーにも決められ、2試合連続で勝点3を逃した。

 初めてチームの指揮を撮ったサニョル暫定監督は「我々はもはやドイツ最強チームじゃない」と語るなど肩を落とした。

「多くのチャンスがあったのにそれを生かせなかった。2-0でリードをした時にもっと集中してプレーする必要があった。2-2で引き分けてはいけなかった」

サニョル暫定監督「アンチェロッティは…」

 現役時代にバイエルンでプレーしたフランス人指揮官は「カルロ・アンチェロッティはチームにとって素晴らしいリーダーだったと信じている。選手たちも彼がいなくなって悲しんでいる」とコメントしている。

 ドイツメディアでは「アンチェロッティは5人の選手と対立しており、すでに修正不可能な状況」と選手と監督の軋轢が報じられていたが、サニョル暫定監督は「今まで以上に団結する必要がある」とチームの結束を強調していた。

 5連覇中の絶対王者は、不振にあえぐこの状況から立ち直ることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images