男性は火星から、女性は金星から来た──。
というジョークを英語表現ではよく耳にします。日本では…。

このコトバ、男性と女性は違う惑星から来たようなものだから、完璧に分かり合えないのだろうという意味でよく使われています。じゃあ、男性と女性の違いを私たちは本当に理解しているものなのでしょうか?

動画メディア「The Infographics Show」でざっくりと紹介されたいた、ビッグデータから読み解く男女の差や違い説明する動画を見ていきましょう。果たして、違う惑星からやってきたのは、男性、それとも女性の方?

知ってた?
男女比は五分五分

世界の人口だけで見ると、じつは男女比はほぼ五分五分。男性より女性の方が若干多めなくらいだそうです。国連のデータによると、アメリカでは100人の男性あたりに、102人の女性がいることになります。世界でもウクライナとエストニアでは100人の男性あたりに117人の女性。

逆に、カタールのように男性の比率が多い国もあり、同国では100人の男性につき32人の女性にあたります。アラブ首長国連邦も、男性100人に対し44人の女性という人口比率の計算。

こうして数字だけ見れば、女性も男性と同じくらいの数、にもかかわらず世界中の議会では男性がその多くを占めています(2012年国連データ)。男女の比率が整っているのは、アンドラ公国(ほぼ五分五分)と、女性議員56.3%のルワンダくらいなもの。

男性の方が短命だけど
要因の違いが大きい

平均寿命においては、女性の方が長寿というデータがあります。2013年の調査データによると、アメリカでは男性の平均寿命は76.4歳で、女性は81.2歳。男性の平均寿命が最も高い国はスイスで80.7歳、女性の平均寿命が最も高い国は日本で86.6歳とわかりました。

このように、男女での平均寿命の差があるのは、他の要因にも遡ることができます。

例えば、2014年のアメリカのデータでは、全年齢の男性の方が女性より自殺、または殺人にあう確率が多いことが判明しました。例えば、25歳から44歳の男性は、同年代の女性よりも3倍もの自殺傾向があり、65歳以上の男性は同年代の女性よりも約6倍。そして、15歳から24歳の男性は、女性より6倍の確率で殺人に巻き込まれる傾向があるとも判明。

実際、男女の違いは
そんなにない

およそ46種類のメタ解析による結果、男性と女性は、性格、認識能力とリーダーシップに関してはとても似ていることが分かりました。比較的違いが現れた特性といえば、「男性の方がより攻撃的であること」。でも男性の攻撃性は、本能的なものではなく、社会的生産物のものだとか。

昨今では、ジェンダー・ステレオタイプを排除された状況での男女の比較実験では、女性の方が攻撃的になり、男性が消極的になる研究結果も現れているというから、女性だって攻撃的になることも、やっぱりありますしね。

つまり何が言いたいかって、性別があなたを形成するのではないってこと。どんな人間になろうとも、やっぱり、それはあなた次第ですしね。

Licensed material used with permission by The Info Graphics Show