身体中に張り巡らされている毛細血管は、加齢と共にどんどん衰え、減っていきます。毛細血管は血液に乗せて栄養分や酸素を運ぶ大切な存在。毛細血管が減ることは、身体を不健康にすることを意味するのです。この記事では、毛細血管が身体の健康とどう関係しているのかについて見ていきます。

毛細血管の持つ役割や存在意義とは?

毛細血管は、身体の皮膚の内側に細く広がっている血管のことを指します。髪の毛の10分の1くらいの細い血管で、網目のようになっているものですね。動脈や静脈から派生して網状に張り巡らされている毛細血管は、動脈や静脈に乗って流れている酸素や栄養素をまんべんなく身体中に届ける役割を担っています。そんな毛細血管は、動脈と静脈を繋げて血液をやり取りする中継役でもあるのです。つまり体内で血液の循環を行う上で、毛細血管は欠かせない存在というわけですね。

毛細血管が弱るor減るとどうなる?

毛細血管が弱ったり減ったりすると、中に血液が流れなくなって「ゴースト血管」と呼ばれる状態になります。ゴースト血管になった血管は最終的に細く弱くなり、死滅してしまうのです。そのように毛細血管が減っていくと、粘膜が弱くなって乾燥しやすくなります。具他的に言えば、舌の表面の色が暗い紫色になっていきます。また、舌の裏側を見てみると、血管が浮き出たり蛇行するような特徴も見られますね。毛細血管が減ることで動脈と静脈での血流が悪くなり、血行不良を招いて冷え性や貧血などを起こすリスクが高まります。

有酸素運動や体温上昇で毛細血管は増やせる

適度な有酸素運動は血行を良くし、毛細血管を増やしてくれます。あまり激しい運動ではなくて、ウォーキングや軽いジョギングくらいがちょうど良いですね。1日に15分〜30分ほどの運動を毎日続けましょう。どんなに短時間でも、とにかく継続することが大切です。ただし激しすぎる運動は逆に毛細血管が千切れてしまうので注意しましょう。また、温かい食べ物や飲み物などで体温を上げることも大切です。体温が上がると血流が促され、毛細血管が増えていきますよ。

毛細血管が増えるとメリットだらけ

毛細血管が減らずに増え続けていると、身体中の血流が保たれて健康的な身体をキープすることができます。身体中にまんべんなく血液が巡るわけですから、栄養や酸素が行き渡りやすくなりますね。また毛細血管が増えると、体内に溜まっている老廃物を血液に乗せて排出する働きもアップします。そのため便秘やむくみの解消効果もあるのです。健康に過ごす上で、毛細血管の数は欠かせないポイントですね。


writer:さじや