館内の様子

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 ピエール・ベルジェーイヴ・サンローラン財団(Fondation Pierre Bergé-Yves Saint Laurent)がイヴ・サンローラン美術館(Musée Yves Saint Laurent)をパリに10月3日にオープンする。パリのファッションウィーク開催期間中にメディアに向けてプレビューが行われた。
 美術館はファッションショーの会場としてもよく使用されるパレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)にほど近いマルソー通り5番地に立地。創業デザイナーのイヴ・サンローランが、1974年から2002年の約30年にわたり制作活動を行い、現在同財団が本部を構える建物を改築した。約450平方メートルの館内では、クチュールハウスのサロンやサンローランの仕事場であった当時のアトリエが忠実に再現されているほか、オープン時には50におよぶアクセサリーやスケッチ、写真や動画などが展示。ファッションやブランドの歴史に加え、20世紀のオートクチュールの伝統を讃える内容で構成されている。 サンローランの公私にわたるパートナーで、同館の開館に尽力したピエール・ベルジェはオープンを見届けることなく先月、86歳でこの世を去った。なお、デザイナーにゆかりの深いモロッコのマラケシュにも同様の美術館を10月19日に開館させる。