MF奥野耕平(G大阪ユース)

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[10.1 練習試合 U-17日本代表1-0常葉大浜松キャンパスサッカー部 御前崎ネクスタフィールド]

 常葉大浜松キャンパスサッカー部との練習試合で、2本目と3本目に先発したMF奥野耕平(G大阪ユース)は中盤で相手の攻撃の芽を摘むだけでなく、正確にパスをつなぐことでリズムを生み出し、攻撃を活性化させた。

 1本目では定位置を争うキャプテンのMF福岡慎平(京都U-18)とMF平川怜(FC東京U-18)が先発。2本目は奥野が福岡とボランチのコンビを組み、平川が左、FW久保建英(FC東京U-18)が右サイドハーフに入った。「タケ(久保建英)とレイ(平川怜)が2列目に入ったのも大きいけど、しっかり中盤でボールを出し入れできた」と安定感ある仕事ぶりで、1本目から修正して見せた。

「1本目が停滞していたので、監督からは『ボールを受けろ』と言われた。しっかりボールを受けて組み立てろということだと思う。僕が中間のポジションに入ることで僕を飛ばしたところが空いてくるから、縦パスを入れる瞬間はあまりなかったけど、僕をおとりにした形は多くできたと思います」

 ボランチをめぐる定位置争いはハイレベルだが、一歩も引く気はない。2本目でコンビを組んだ福岡が右足ふくらはぎを負傷し、担架で運び出された。「慎平の2番手というつもりできているわけじゃない」と言い切る奥野は「強い気持ちでやっているのは全員そうだと思うけど、慎平の次というわけではなく、自分の役割が絶対にあると思うのでそれをしっかり出してきたい」と、自らの武器をアピールすることで席を奪いにいく。

 中盤の舵取り役には、魅力ある前線の選手を使う役割も求められる。奥野はエースFW宮代大聖(川崎F U-18)の名前を挙げ、「特に大聖とは声をかけていなくても、動き出す瞬間がわかる。やりやすい」と、連携にも自信。決戦の地インドへ、「目の前の相手に絶対に負けないというのが自分のモットー。中盤での日本の組み立てをしっかりやっていきたい」とイメージを膨らませた。

(取材・文 佐藤亜希子)


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