イタリア政府は、米トランプ政権が北朝鮮との外交関係を断つよう呼びかけていることに応じ、自国駐在の北朝鮮大使を追放する方針だ。

イタリアのアルファーノ外相は、ラ・レプッブリカ紙とのインタビューで、同国に赴任したムン・ジョンナム北朝鮮大使に出国を命じたと述べた。

アルファーノ外相は、政策の方向を変えない限り孤立を避けられないことを北朝鮮に理解させたいと述べた。ただし、対話のチャネルの維持は有用だとして、外交関係は断絶しない方針を示した。

昨年2月、肝臓がんのため現地で死去したキム・チュングク前大使の後任として、8月下旬に赴任したムン・ジョンナム大使だが、イタリア政府から信任状を得る前に出国することになりそうだ。

北朝鮮大使の追放を命じたのはペルー、スペイン、メキシコ、クウェートに次いで5カ国目となる。また、ポルトガルも北朝鮮との外交関係を断絶したとアルファーノ外相が明らかにした。ドイツは自国駐在の北朝鮮大使館の外交官を10人から7人に減らすと決定したと、米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)が報じている。

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