イストミンが相手の棄権により通算2勝目達成[成都オープン]

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デニス・イストミン(ウズベキスタン)が「成都オープン」で優勝し、通算2勝目を達成したとATP公式サイトが報じている。

イストミンは、力強いプレイスタイルでアジアツアーを開始し、「成都オープン」のチャンピオンに上り詰めた。対戦相手のマルコス・バグダティス(キプロス)は、第1セット中に背中の怪我で棄権することを余儀なくされたため、決勝戦は残念な結果で終わった。バグダティスがコートに倒れて試合を続行できなくなった際、イストミンは3-2でリードしていた。

「私はたくさん怪我をしてきたから、マルコスの状態は分かっている」とイストミンは話した。 「その気持ちが分かるし、私たちは良い友達だから、マルコスが倒れるのを見たとき最初に考えたのは彼を助けることだった。もちろんタイトルを獲得したいけど、こういう風にではないよ。彼が良くなって今シーズンの残りは大丈夫であることを願ってるよ」

「素晴らしい気分だし、特に今日は他の試合よりも気分が良かった。今シーズン初めにオーストラリアにいたときと同じコンディションだと思う。次の大会は私の出身地のタシケントで行われるATPチャレンジャーで、その次はストックホルム、バーゼル、パリでのATPの試合になる。今は気分がいいし、できる限り最高の結果で今年を終えられるよう努力するつもりだ」

イストミンは、NextGenATP (テニス界の次代を担うネクストジェネレーション) のスターであるカレン・カチャノフ(ロシア)とジャレッド・ドナルドソン(アメリカ)を破り、土曜日の準決勝で第5シードで好調の杉田祐一(三菱電機)を倒した後、成都でこの印象的な一週間を締めくくったのである。

世界78位で今週に入ったイストミンは、上位50位圏外で今年ATPワールドツアーのタイトルを獲得する10人目のプレイヤーとなる。彼は2017年シーズンが終わりに近づくにつれて勢いをつけており、先週のモーゼルオープンでも準々決勝敗退という結果を残している。

一方、バグダティスは今大会の決勝出場で、14回目のATPツアーレベルの決勝進出となっていた。バグダティスは、成都では一週間の間ずっと激闘を続けた戦士であり、彼が挙げた4勝のうち3勝は1セットダウンから持ちなおしていた。

「この1週間で背中に少し痛みを感じていたが、昨晩試合の後しばらく経ってから痙攣を感じた」とバグダティスは認めた。「今朝目を覚ましたときも症状はほぼ同じだった。ウォーミングアップ後にはさらに酷くなった。ATPの理学療法士が1時間半治療をしてくれた。3、4試合の間は大丈夫だったが、痙攣がぶり返した。以前にも背中の不調はあったが、今回のようなものではなかった」

「こんな風に終わってしまうのは少し残念だが、トーナメントの決勝に進むのが常に喜ばしいことなのは事実だ。この大会の開催を実現してくれたすべての人々に感謝しなければならない。ここで素晴らしい仕事をしてくれている。この場所が好きだし来年も来たいと思っているよ」と語っている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「成都オープン」で優勝したイストミン
(Photo by Zhong Zhi/Getty Images)