原口の3人抜きアシストは「ワールドクラス」 バイエルン相手にデュエル勝率73%も記録

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地元紙やブンデス公式サイトが絶賛 「衝撃的なソロ」「巻き返しの口火を切った」

 ヘルタ・ベルリンの日本代表FW原口元気は、1日に本拠地で行われたブンデスリーガ第7節バイエルン・ミュンヘン戦に先発出場し、3人抜きの鮮やかなドリブル突破からアシストを決めた。

 現地でも「ワールドクラスのソロ」と絶賛され、マン・オブ・ザ・マッチに選出された。

 原口は第7節にして今季リーグ戦初先発となった。本職とも言える左サイドで起用されると、得意のドリブルが冴え渡る。

 0-2で迎えた後半6分、中央左寄りの位置でパスを受けた原口は右サイドに向かって流れるようなドリブルでDFジェローム・ボアテングとDFジョシュア・キミッヒを置き去りに。ペナルティーエリア内でDFマッツ・フンメルスのスライディングタックルもかわすと、右足でクロスを送り、MFオンドレイ・ドゥダのゴールをお膳立てした。

 その5分後にはFWサロモン・カルーにもゴールが生まれて、ヘルタは王者バイエルンと2-2のドローを演じた。ドイツ地元紙「ベルリナー・クリエール」は、原口のドリブル突破を「ワールドクラスのソロ」と称し、さらに「巻き返しの口火を切った」とチームを勢いに乗せる重要なゴールだったと指摘している。

ヘルタ監督「ゲンキの起用は正しかった」

 また、同紙はパル・ダルダイ監督のコメントも報じている。指揮官は「ゲンキはいつもバイエルン相手にいいゲームをしている。彼に手品をお願いしたのはそれが理由だ。ゲンキの起用は正しかった。我々は両サイドにフレッシュで、ダイナミックな選手が必要だったからね。バイエルンと戦う唯一の方法だった」と、原口の起用が的中したと語った。

 原口はブンデスリーガ公式サイトが選ぶマン・オブ・ザ・マッチにも選出。寸評では「ゲンキ・ハラグチが衝撃的なソロで今季初アシスト。デュエルの勝率73%は、攻撃的な選手では非常に大きな価値がある」と、アシストと球際の強さが評価されている。

 今週はドルトムントMF香川真司やケルンFW大迫勇也、ヘントFW久保裕也など欧州でプレーする日本人選手のゴールラッシュとなったが、原口も得意のドリブルと献身的なプレーで持ち味を存分に発揮していた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images