17-18スペイン1部リーグ第7節、レアル・マドリード対RCDエスパニョール。ゴールを決めて喜ぶレアル・マドリードのイスコ(2017年10月1日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】17-18スペイン1部リーグは1日、第7節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はイスコ(Isco Alarcon)が2得点の活躍をみせ、RCDエスパニョール(RCD Espanyol)に2-0で勝利。カタルーニャ(Catalonia)自治州独立の是非を問う住民投票で国が揺れる中、首位FCバルセロナ(FC Barcelona)との勝ち点差7をキープした。

 スペイン政府は独立の是非を問う住民投票は違法だとし、一部の投票所を封鎖。警官隊と住民の衝突が生じたことを受け、バルセロナ側は試合の延期を求めたが、リーグはこれを拒絶。これに抗議したバルセロナは、同日に行われたラス・パルマス(UD Las Palmas)戦で9万9000人収容のカンプ・ノウ(Camp Nou)を無観客とした。試合はバルセロナが3-0で勝利し、開幕からの連勝を7に伸ばしている。

 警官隊はゴム弾を使用し、投票所を占拠した住民ら少なくとも91人が負傷したという。政治的緊張の高まりはレアルの本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)にも伝染し、サポーターはスペイン国旗を手に「スペイン万歳(Viva Espana)」を歌った。

 しかしピッチに混乱の影響はなく、レアルはバルセロナに本拠地を構えるエスパニョール相手に11連勝を飾り、今季ホーム初白星を挙げた。レアルのジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督は、「ハッピーだよ。ここで3試合勝利がなかったので、重要なのは勝つことだった」とコメントしている。

 試合開始後30秒足らずで迎えた決定機を相手GKパウ・ロペス(Pau Lopez)に阻まれたイスコだったが、前半30分にクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)のパスに抜け出すと、今度はミスを犯すことなく先制点を挙げた。

 レアルはその後、ロナウドが2度の決定機をふいにすると、流れはエスパニョールに傾いた。前半終了直前にヘラルド・モレノ(Gerard Moreno Balaguero)のシュートがポストをたたくと、マルク・ナバーロ(Marc Navarro)のチャンスはレアルのGKケイロール・ナバス(Keylor Navas)が阻止。さらにレオ・バプティスタン(Leo Baptistao)の決定機はナチョ(Jose Ignacio Fernandez Iglesias 'Nacho')の素晴らしいクリアに阻まれた。

 そしてエスパニョールが数多くの決定機を逃し続けて迎えた後半26分、レアルはイスコがカウンターからこの日2得点目を記録し、チームの勝利を決定づけた。イスコについてジダン監督は、「彼はストリートの選手のようで、私が好むスタイルだ。自分のペースでないときでも彼は不安など感じない」と称賛している。

 この結果、レアルはバルセロナ、セビージャFC(Sevilla FC)、バレンシア(Valencia CF)、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に次ぐ5位に浮上している。
【翻訳編集】AFPBB News