マドンナが化粧品事業を本格化、富裕層向けで他セレブと差別化へ

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マドンナが、自身の名を冠したスキンケアブランド「MDNA SKIN」の全米展開を開始する。しかし、来年60歳を迎える”マテリアルガールが”プロデュースするこの商品は、一般的なスキンケア製品よりかなり高額なものとなる。

発売されるプロダクトで最も安価なのは、50ドルのフェイスウォッシュとアイマスクだ。また、化粧水のローズミストは120ドル、目もと用美容液のアイセラムは180ドルで販売される。最も高額なラインとしては、好みに応じて選べる美容クリームと「マグネティックフォース」と呼ばれるハイテク美容機器のセット。価格は600ドルだ。



MDNA SKINは、マドンナと日本の美容関連企業MTG、イタリアで高級スパ事業を展開するモンテカティーニ社が共同で製品開発したブランド。2014年2月に日本で発売が開始され、これまでアジアを中心に拠点を広げてきたが、今回初めて全米展開が開始された。

これにあわせ、9月26日にはニューヨークのマンハッタンの高級百貨店「バーニーズ・ニューヨーク」でローンチイベントが開催され、会場にはマドンナも登場。自ら商品の使い方を実演した。

セレブが自身のコスメブランドを立ち上げるケースとしては、シンガーのリアーナも先日、新コスメブランドの「Fenty Beauty」を立ち上げたばかりだ。マドンナほどの有名アーティストであっても、競争が高まるこの市場で成功を収めるのは容易ではないかもしれない。

しかし、マドンナの取り組みは、年間数百ドルをスキンケアに支払える富裕層をターゲットとしたことで、他と差別化を図ろうとしている。本業で莫大な収入が得られるマドンナとしては、スキンケア製品を一般層向けに売るよりは、比較的ニッチな層をターゲットとするほうが賢明な選択かもしれない。

「MDNA SKIN」の取り組みがうまくいけば、マドンナは現在5億8000万ドル(約652億円)とされる彼女の資産をさらに増やせるかもしれない。