鍼灸(しんきゅう)師の若林理砂さんが教える「ぼんやり不調の整え方」はコレ!

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【画像を見る】秋が深まり、空が高く広がる季節。空気の乾燥に気をつけて

鍼灸(しんきゅう)師の若林理砂さんが「ぼんやり不調の整え方」を語る、「ぼんやり不調を整える 若林理砂の二十四節気の養生暮らし」。秋分(しゅうぶん)〜寒露(かんろ)〜霜降(そうこう)=9月23日頃〜10月23日頃に始めたい“秋本番の備え”を教えてもらいます。

 

●お悩み/気温の変化に体調がついていかなくて……

【体を充分に休めて冬に備える】

暦の上では秋本番ですが、まだ夏の尻尾が残るこの時期。昨日までは暑かったのに、突然秋めいて涼しくなる……なんて気温の変化に体調も左右されやすいので、日々の気候と体調に応じた養生が必要になります。

台風シーズンが終わるまでは湿度が高く、不安定な気温も相まって、体が重だるく感じる人も多いでしょう。この時期は、体の湿を取り除く作用のある豆類を多めにとる、湯船につかって汗をかくなど、湿をためない工夫を取り入れてみて。湿気によるイライラを静めるテクニックとして、肩甲骨の間にある身柱(しんちゅう)というツボの辺りを、ヘアブラシでトントンと軽く刺激するのも効果的。むずがるお子さんを落ち着かせたいときにも有効です。

台風が過ぎると一転、今度は空気が乾燥し始めます。気管支が弱く、せきやぜんそくが出やすいタイプの人は、早めに肺を潤す養生を心がけるといいですね。「秋の夜長」といいますが、夜更かしは夏でおしまい。早めに布団に入ってしっかり睡眠を取り、朝は早めに起きましょう。夏の疲れを残さないためにも、充分に体を休めることが、秋の養生のポイントです。

 

●今季の養生食材

【せきやぜんそくに効く肺を潤す食べ物】

肺を潤す作用のある食べ物は、牛乳、豚肉、梨など。砂糖も湿を増やす食品なので、洋梨に砂糖を加えて煮るコンポートは、秋のおやつにぴったり。生の果物だと冷えるという人にも◎。

 

●今季の養生ワザ

【尺沢(はくたく)を温めて、むくみを改善!】

呼吸器が弱い、むくみやすい人に有効なツボが、腕の内側にある尺沢。ホット用のペットボトルに水100mlを入れ、お湯200mlを加えてツボに当て、「ペットボトル温灸」をしましょう。

 

●「二十四節気(にじゅうしせっき)」でいうと今は…

【秋分(しゅうぶん)〜寒露(かんろ)〜霜降(そうこう)=9月23日頃〜10月23日頃】

秋の長雨が終わり、徐々に秋が深まる季節。空気が澄み渡り、空が高く広がります。夏の疲れを残さないよう、充分に体を休めて秋の養生に努めましょう。