レアル・マドリー、イスコが2発を決めてベルナベウで初勝利! ジダンは史上最速で通算50勝に到達/リーガ第7節

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■リーガエスパニョーラ第7節 レアル・マドリー 2-0 エスパニョール

レアル・マドリー:イスコ(30分、70分)

1日のリーガエスパニョーラ第7節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのエスパニョール戦に2-0で勝利した。

ミッドウィークのドルトムント戦で改心の勝利を収めたレアル・マドリー。次に臨むのは、リーガここまでの3試合を2分け1敗で終え、バルセロナに勝ち点7を付けられる原因となったマドリディスタスの神殿、サンティアゴ・ベルナベウでの一戦である。

レアル・マドリーはマルセロ、テオ、カルバハル、コバチッチ、ベイル、ベンゼマと離脱者が続出しているが、ジダン監督は特に人員が不足しているサイドバックにアクラフ(右)、ナチョ(左)を起用。GKケイロール・ナバス、DFアクラフ、ヴァラン、セルヒオ・ラモス、ナチョ、MFモドリッチ、カセミロ、クロース、イスコ、FWアセンシオ、クリスティアーノ・ロナウドをスタメンとして、中盤ダイヤモンドの4−4−2システムを採用している。なおモロッコ代表の18歳アクラフは、トップチームの公式戦初出場となった。

スペイン中央政府が違法とするカタルーニャ州独立投票に反対し、数多のスペイン国旗が掲げられる中で試合はキックオフ。レアル・マドリーはその笛から25秒後にイスコがエスパニョールの両センターバック間を抜け出すが、シュートはGKパウ・ロペスに阻まれる。

その後、エスパニョールは、右サイドのバティスタンがナチョのオーバーラップをケアする形で実質5バックのような布陣となり、最終ライン5枚&中盤4枚を限りなく狭めてゴール手前中央に堅固なブロックを形成。レアル・マドリーは連係プレーも個の力を発揮するスペースも見つけることができず、攻めあぐねた。また24分にはセットプレーの流れからセルヒオ・ラモスがヘディングシュートを放つも、これはP・ロペスに片手で弾かれている。

ゴールを遠く見やるレアル・マドリーだったが30分、職人芸のごとき縦に速い攻撃からスコアを動かす。ゴールを決めたのは、キックオフ直後にゴールに最も近づいたイスコ。C・ロナウドがバイタルエリアでボールを受けると、素早い反転から背番号22にスルーパス。イスコは再び両センターバック間を抜け出し、右足のシュートで今度こそP・ロペスを破った。

レアル・マドリーはその後、今季リーガでいまだノーゴールのC・ロナウドが気を吐くも、迎える決定機を物にできず。44分にはジェラール・モレノにポスト直撃のシュートを放たれてを肝を冷やしたが、1点リードのまま試合を折り返している。

後半、リードを広げたいレアル・マドリーはエスパニョール陣地を占拠して試合を進めるが、キケ監督率いるチームの守備は簡単には綻びを見せない。ジダン監督は69分に最初の交代カードを切り、クロースを下げてルーカス・バスケスを投入。中盤にL・バスケス、モドリッチ、カセミロ、アセンシオを並べ、ダイヤモンドからフラットにした。

その交代策の直後には、S・ラモスのペナルティーエリア内でのボールロストから失点の危機を迎えたレアル・マドリーだが、ナチョの好守によって難を逃れる。勝ち点を取りこぼし続けるベルナベウの呪いが観衆の頭をよぎったが70分、その不安が払拭される。ゴールを決めたのは、またもイスコだ。マラガ出身選手は自身のチェイシングによって速攻をスタートさせると、アセンシオの折り返しをペナルティーエリア内で受け、巧みな右足のシュートで再度P・ロペスの守るゴールネットを揺らした。

ジダン監督は82分にモドリッチに代えてセバジョスを入れ、90分にはイスコとの交代でマジョラルを投入。大活躍のイスコは観客からスタンディングオベーションを受けながらベンチに下がっている。終盤、さらなるゴールこそ決められなかったレアル・マドリーだが、2点リードを維持したまま試合終了のホイッスルを迎え、かつて難攻不落と称されたマドリディスタスの神殿の信仰を取り戻している。

連勝のレアル・マドリーは勝ち点を14として5位に位置。同日にラス・パルマスを下した首位のバルセロナとの勝ち点7差をキープしている。なおジダン監督は、レアル・マドリー指揮官としてリーガ50勝を達成。その内訳は50勝10分け5敗で、65試合での50勝到達はグアルディオラ監督(67試合)、アンチェロッティ監督(68試合)、ミゲル・ムニョス監督(70試合)、モウリーニョ監督(75試合)らを上回って史上最速となる。